福は内、鬼は外! (鬼は誰だ
)今回、ネコのマイク
からブログを乗っ取り、標題のサイトをご紹介します以前ブログに載せた Tim Wood のチンクアンタ辞任を求めるキャンペーン
前回の記事はこちら
キャンペーンサイトはこちら
リンクで飛ばない時は、
https://www.change.org/p/ottavio-cinquanta-requesting-the-resignation-of-ottavio-cinquanta-from-the-presidency-of-the-international-skating-union
チンクアンタ会長は2016年に75歳、その際に国際スケート連盟(ISU)から離れるとされています。現在、水面下で後任を巡って駆け引きが行われていることでしょう。彼の息のかかった者がISUを牛耳るのか、新しい人材が改革を行うのか。この辞任請願キャンペーンは、フィギュアスケートの未来を見据えたものだと理解しています。
サイトでは署名を集めています。2月3日現在、あと少しで35,000人.
右側の署名欄に、アルファベットで姓名とメールアドレス、郵便番号を入力します
コメントは自由
キャンペーン組織からのメールを受け取りたくない、自分の名前をサイトに載せたくない場合は、その下の欄のチェックを外します。署名への影響はありません。
サイトの内容をかいつまんで訳すると、こんな感じです。
キャンペーンの主催者
Tim Wood 世界チャンピオン、オリンピック銀メダリスト
Bill Fauver 米国ペア銀メダリスト
Tim Gerber アイススケート テクニカルスペシャリスト
Monica Friedlander ジャーナリスト
チンクアンタ会長はその任期中、フィギュアスケートの人気を著しく損ってきたが、このような事はスポーツ史上に前例がない。彼は会長職を離れるべきだ。理由をいくつか挙げると以下の通り
・ISU規定で定年を迎えるにもかかわらず、会長職にとどまり続けている
・スピードスケート出身のチンクアンタ氏はフィギュアを理解できないにも関わらず、過激な変更を加えフィギュアの魅力を劇的におとしめた
・チンクアンタ氏は、フィギュアの芸術的な面を軽視、技術的・数量的なもの重視しようとし、スポーツと芸術の融合であるフィギュアの特徴を無視した
・最も悪名高い変更はジャッジの匿名性導入である。採点の仕組みは複雑で、理解の及ばない、かつ不服申し立てのできないものになっている
・新しい採点方法は、政治的に、そして前評判に基づいた判定となっており、スキャンダルが後を絶たない
同サイトにロイターの記事がリンクされていました。世界で多くの方がこの記事を読んだと思われますので、この要訳を載せておきます。記事はこちら
ロイター 2014年5月6日
Patrick Johnston による
2度世界チャンピオンになった Tim Wood は次のようにロイターに語った。国際スケート連盟会長のオッタビオ・チンクアンタはフィギュアスケートをどん底に追いやってしまった。このスポーツが瀕死状態になる前に、即刻辞任するべきだと。
アメリカ人であるTimは、イタリアの元スピードスケート選手であるチンクアンタへの辞任を求める請願者の一人である。1994年に会長職に就いた現会長が、今後の2年の任期にさらなるダメージを与える前に辞任するようにと。署名は22,000(2015年2月現在34,000)を超えている。
Woodによると、チンクアンタ氏は自らの任期を延長させるためにISUの選挙を無理やり遅らせ、また、採点システムに変更を加え、世間を惑わせ腐敗を招くようなものにしてきた。
チンクアンタ氏の任期は6月に終了するべきものであったのに、会長選挙を2016年まで延期することで年齢制限75歳に達するチンクアンタ氏が職に留まる事になってしまった。
なお、国際スケート連盟はこの件に関するロイターの質問に回答していない。
チンクアンタ氏が任期の最終段階に行おうとしている変更は、ショートプラグラムの廃止と採点システムの簡素化であるとされている。
Woodが言うに、チンクアンタ氏が導入した採点システムは、その匿名性のせいで以前にもまして腐敗を招いている。
ソチオリンピックの女子スングルの採点に関し200万人以上の署名が集まったが、チンクアンタ氏は何もしなかった。
Woodは、採点システムは複雑で不正に操作されているため、一般には何が行われているか判断できないと述べている。
