どうしてまだ夏なの
飼い主の michi に訊いてみるけど答えがない。暑さ寒さも彼岸までって言ってたのに
信じていたのに、暑いじゃん

気温だけじゃなくて、飼い主の10月もいつもと違うね
去年は10月がスタートするとすぐ、スケートのイベント、ジャパン・オープンでバナーを掲げる場所とかオフ会の時間とか、気持ちはすっかり"さいたまアリーナ"に向かっていた
今年、高橋大輔選手が欠場しているので、"まあ、テレビで見るか" ぐらいの低いテンション

この週末はテニスかな
錦織君、頑張っています
大きなお尻でブロックしてみる

飼い主は錦織君の決勝進出を見極めると、ジャパンオープン
をビデオにセットし出かけてしまった。夜、ビデオを見ても、一番熱心に見たシーンがコマーシャルとは
スポーツは応援する気持ちを繰り越すことが難しい
トロイ・エイクマンが消えたダラス・カウボーイズ (アメフト、NFL)
マイケル・ジョーダンが引退した後のNBA(バスケット)
イチローが移籍した後のシアトル・マリナーズ

応援するアスリートが去った後の試合は、祭りの後の寂しさでいっぱい
どんなにスポーツ自体が好きでも、見ているのが辛くなる 大輔君のこれからについて、今の採点ルールの下で現役に戻らないでほしいと頭では考えつつ、リンクで闘う姿をもう一度見てみたいと心で追い駆けてしまう
この点、歌舞伎は違います

中村勘三郎が抜けた喪失感は消えないのに、勘九郎、七之助がどう芸風を引き継ぐか、その楽しみがじわじわ湧いてくる。伝統芸能の引きの強さがここにあるのかな
大輔君のアイスショーの予定が決まっても、何か物足りないフィギュアスケートのシーズン開幕
そんな彼女を慰めようと足元に

(あら、行き倒れの犬みたいに見えるわ) ヒ、ヒ、ヒドイ

(足ふきにいいかな)
わざわざ、生足を見せなくてもいいと思うよ
猫といて素足で過ごす神無月




