ネコのブログとは思えない、凄いタイトル
本当は昨日の水曜日に更新したかった
実は、僕と飼い主の michi に色々あって
涼しくなった
ネコの表情にも
季節の変わり目が
見て取れる
新しい冷蔵庫が来る
そしたら
ササミが貰える
約束したんだよ
ここ数日
冷凍品の処理ばかりで
michi もうんざり
冷蔵庫の入れ替え、あ、お掃除しておかなきゃ
ホコリの溜まっている
所を重点的に
わー、嫌だ
何するの
そんなとこ
冷蔵庫と
関係ないじゃん
オッシ、反撃するぞ
ニャイーン
キャイーン
つんつん
フガフガ
新しい物が届くので
飼い主もはしゃいでいる
と、楽しく過ごし、無事に新しい冷蔵庫が到着
michi は、夕食の買い物に出かけた
冷凍食品、買いだめしなくちゃでも、なかなか帰ってこない
何と、マーケットまでの路上で自宅のカギを落としてしまった
持って出たのは、お財布とエコバックだけ ケータイも携帯せず
結局、隣のお宅に助けを求め、カギ110番に連絡してもらったんだけど
8時過ぎ、カギ屋さんが到着し作業を開始
僕はドアの所でニャーニャー叫び
飼い主は、「マイク、大丈夫よ、待っててねぇ～」と叫ぶ
郵便受けの口から、彼女が手の先を差し入れ
僕は、爪を出さないように気を付けながら、その手に飛びつく
はしっと握り合う、手と手
小さなのぞき窓の所から、長い金属の棒が何度も差し込まれ
グルグル、ガチャガチャ、ギシギシ
「そこ、もうちょっと右だよ
ダメだよ、棒をもう少し長くしないと」、と
僕は懸命に教えているのに
カギ屋の青年は聞く耳を持たず
michi はお腹が空いて気持ち悪くなってしまい
買ってきた物の中から牛乳パックを取り出し、廊下に座り込んで
ちびちび飲んでいたみたい（まさか、ビールを飲むわけには......
）冷凍食品は溶けちゃうし、あーあ
閉じ込められた僕
締め出された飼い主
何と、カギが開くまでに4時間もかかった
その間、僕はずーっとドアの所にいて
どしたの、どうしたの、早く帰ってきて～と泣き続けていた
ドアをはさんで、愛を確かめ合った、僕と michi でした
やっと、会えたね
ドアに張り付いて
夕食の事を
忘れていた僕
ササミを貰えて
ほっと一息
michi の
michi の
バカッ
今日、落としたカギが警察署に届いていたことが分かり
不幸中の幸い
専門家が開けるのに4時間かかったということは、ま、安全なんだと思うことにします
でもね、カギ屋さんに払ったのは45,000円
愛を確かめるには、あまりにも痛い出費でした