こんにちは(^^)
国際関係論研究室のみぃです

今回は、2月1日に行われた
「平成24年度卒業論文・卒業報告最終発表会」 について、
レビュー(復習、反省、批評)をさせていただきたいと思います!
※発表会の詳細につきましては、
益子執筆 「卒業論文最終発表会概要」 をご覧ください!
(益子、いつもすばやい更新をありがとう^^)
-レビューの前に-
以前、黒歴史として記事にさせていただいたように、
私は、所定の手続き通りに卒業論文を提出できなかったため
本来であれば「卒業論文・卒業報告発表会」という場には立つことができませんでした。
にもかかわらず、2月1日、教育的措置というかたちで
発表の場に立たせてくださった皆さまに対して、
心からお礼申し上げます。
誠にありがとうございます。
では、レビューに移らせていただきます。
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レビューの構成 : Ⅰ.プレゼンの概要
Ⅱ.発表内容
Ⅲ.発表会全体を通しての気づき










<Ⅰ.プレゼンの概要>
発表タイトル : 英語受容に対して批判的見方を培うための教育
発表構成 : 1.テーマ設定の理由
2.日本の学校英語教育の現状
3.日本の学校英語教育に対する批判的な見方のひとつ
4.批判的見方を培うための教育
5.考察
6.今後の課題
発表時間 : 規定…20分(15分発表+5分質疑応答)
実際…発表の時間が超過、質疑応答の時間を削る結果となった
<Ⅱ.発表内容>
1.テーマ設定の理由
私が 「英語受容に対して批判的見方を培うための教育」 を
卒業論文のテーマに設定した理由は、
学習者が学校英語教育の設定する「英語」に対して
批判的な見方を培うにはどうすればよいのかを考えていくためです!
※ここでの「批判」の意味
→ 対象を現実世界の中に正しく位置づけるため、対象の意味や作用を
体系的に捉え直すことを目的とした思考
2.日本の学校英語教育の現状
「英語」とは何か、4つの項目からみると…
国際社会において、相互にコミュニケーションするため、(目的)
英語が通じるあらゆる文化を持った人々を対象として、(想定する対象者)
主に英語を第一言語(母国語)とするネイティブ・スピーカーをモデルに、(習得モデル)
学校を卒業したら英語でコミュニケーションができる程度に、(到達目標)学ぶ、
このような「英語」である、ということがわかりました!
3.日本の学校英語教育に対する批判的な見方のひとつ
2に書いたような「英語」に対して、私自身、批判的にみていくために、
「英語」を、国際英語論の視点から見つめてみました!
※国際英語論とは・・・
① 英語を「世界語」として、認識する
② 英語を「国際コミュニケーションのための手段」として学ぶ
③ 「ニホン英語」を到達目標とする
(あくまで、この議論の特徴となる3点をあげております。)
「英語」と、この3点の特徴を照らし合わせて見ると、
③の視点が「英語」の中に含まれていないことがわかります。
③番が欠けていると、以下のような問題が考えられます…
・ ネイティブ・スピーカーのような英語を習得する難しさから、学習意欲が低下する
・ 「ニホン英語」に対しての過小評価につながる
・ ノンネイティブ・スピーカーの英語変種への差別的な態度につながる

このような問題が隠れていることを知るために、
もしくは、このような問題と向き合うために、批判的見方は必要かもしれません…
4.批判的見方を培うための教育
白川尚志さんという高校教諭が行った授業を参考にしました!
概要 : 対象は、高校3年生
目的は、生徒の言語意識を高めるためで、
内容は、国際英語論を中心とした英語をめぐる議論を紹介するというもの
事例として選んだ理由 : ①英語に関して幅広く議論を紹介している
②議論を紹介する際、賛成/反対意見のバランスをとっている
③生徒のインプット、アウトプットのバランスをとっている
5.考察
「3.日本の学校英語教育に対する批判的な見方のひとつ」に記述したように、
国際英語論から学校英語教育を見た結果をふまえたところ、
授業において批判的見方を培う場合、
「英語の支配的な側面から英語重視を否定する」議論と、
「国際英語論のような英語重視を肯定する」議論、
その両方を、全体を通して平等な配分で提供するべきだと考えました。
6.今後の課題
・ 今回扱ったものを批判的にみるために、より多くの事例を参考にする
・ 「批判的見方を培う教育」に関する先行研究を検証
・ 学校英語教育における英語観の分析を、他の視点から行った先行研究を検証
主な参考文献
デイヴィッド・クリスタル(國弘正雄訳) 『地球語としての英語』 (みすず書房、1999年)
白川尚志 「英語教育における『国際語としての英語』」 『学習院高等科紀要』6 (2008年) pp.85-99
鈴木孝夫 『武器としてのことば:茶の間の国際情報学』 (新潮選書、1985年)
本名信行 『アジアをつなぐ英語』 (アルク、1999年)
津田幸男 『英語支配とことばの平等』 (慶應義塾大学出版会、2006年)
<Ⅲ.発表会全体を通しての気づき>
自身の反省を含めいろいろと気づきはありますが、
中でも特に重要だと思ったものを1点だけピックアップして紹介させていただきます(^^)
口頭発表、レジュメ、パワーポイントのバランスこれに関しては、先にレビューをしてくれている益子、かりそ先輩、さざえ先輩も
書いてくださっています。
発表の準備にあたって、
「スライドはシンプルなもののほうがいいかな」、「レジュメは簡潔なものがいいかな」等
考えて反映させていきましたが、発表を終えて、結局
自分自身の発表が伝わった、と実感することはできませんでした。
理由は、発表内容やスライド等、細かな要因だけにあるのではなく、
今回初めて、口頭発表・レジュメ・パワーポイントの3点の使い方が、
自分自身の中で一貫していないために聞く側が「迷う」のだということに気づきました。
この気づきがなければ、技術だけにこだわった、
「独自の戦い」プレゼンになりかねないため、今後注意していきたい点の一つです。
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以上が、最終発表会に対するレビューです

この場に立たせていただくにあたって、
再度、深く、卒業論文と向き合い、
これまで授けて下さった知識の大切さを痛感いたしました。
自分自身が引き起こした卒業論文に関する一連の大失態と、
卒業論文に表れた無知さや未熟さを受け止め、
これからも真摯に向き合っていきます。
そして、ここには書いておりませんが、
発表に対する個人的な反省、他者からのレビューもふまえて
今後の活動に活かし、変化させていきたいです

記事をお読みいただき、誠にありがとうございました

最後に、冒頭と重複いたしますが、
発表会という場に立たせて下さった皆さま、
ご指導下さっているばっち先生、
ともに発表して下さったかりそ先輩、さざえ先輩、
プロデュースして下さったらぶとらいおん!の皆さま、
国際関係論研究室の発表会にお越し下さった皆さまに対し、
重ねて、感謝申し上げます。
誠にありがとうございます。
2013年 2月2日
国際関係論研究室 みぃ

P.S. 先に更新してくださっている、
益子、かりそ先輩、さざえ先輩、らぶとらいおん!かおちゃの記事も
もしよろしければご覧ください(^^)
