こんにちは。
はつもです

私は卒業論文提出時において、所定の手続き通りに提出することが
できませんでした。本来ならば、発表をできるような身ではございませんが、
教育的措置として、発表の機会を与えていただきました。

発表をすることができたことの裏には、様々な方々の支えや
ご配慮がありました。

発表の機会を与えてくださった皆様、素晴らしい発表の場をプロデュース
してくださったらぶとらいおん!の皆様、貴重な意見や感想を投げかけてくださった
来場者の皆様、関わってくださったすべての方々にお礼を申し上げます。
誠にありがとうございます。

1.題目

外国人看護師受け入れにおける日本語教育支援
―日本語をキーワードに考える多文化共生―

2.論文構成

はじめに

第1章 日本に住む外国人
 第1節 日本の外国人数
 第2節 外国人労働者へ求められるもの
 第3節 ハードルとなる日本語

第2章 言語としての日本語
 第1節 世界の中の日本語
 第2節 日本語の特徴―難しい点
 第3節 日本語の特徴―学びやすい点

第3章 EPAによる外国人看護師の受け入れ
 第1節 外国人看護師の受け入れ
 第2節 外国人看護師への日本語教育支援の現状
 第3節 外国人看護師受け入れの課題
 第4節 第二言語習得論からみる外国人看護師受け入れの難しい点

第4章 看護師国家試験という壁
 第1節 看護師国家試験
 第2節 課題解決のための取り組み
 第3節 日本語による国家試験の意味
 第4節 現場以外でのサポート

第5章 外国人力士の日本語習得からみるヒント
 第1節 外国人力士の日本語習得
 第2節 イマ―ジョン・プログラム
 第3節 イマ―ジョン・プログラムと外国人力士の日本語習得

おわりに

参考文献・参考URL

3.発表内容

■研究目的
 多民族・多文化共生社会日本の現状と課題、取り組みを
 EPAで来日する外国人看護師たちへの日本語教育支援の
 観点から調査し、「日本語」というキーワードから読み解いて
 いく。

■外国人看護師とは
 FTAの一種であるEPAによるもので、日本は
 2006年にフィリピンと、2007年にインドネシアとの間で調印。
 2012年にベトナムとの間でも調印が完了し、現在受け入れに
 むけて調整中。

 〈受け入れ条件〉
 フィリピンの看護師+3年間の実務経験
 インドネシアの看護師+2年間の実務経験

■受け入れの背景
 厚生労働省は「労働力不足への対応ではない」との姿勢だが、
 日本の看護師不足の現状を踏まえると、労働力不足に悩む
 経済界からの要請を受けたものとの見方も濃厚。

■外国人看護師への日本語教育の現状
 来日後、就労研修前の6か月間の教育
        ↓
 配属先の施設に一任

■対応策
 ・「看護師国家試験における用語に関する有識者検討チーム」発足
 ・2013年2月の試験から、試験時間延長と漢字の振り仮名という
  特例措置を実施

■日本語による国家試験受験の意味
 ・看護師が患者に看護ケアを提供する場合。その国の言語
  で的確にコミュニケーションをとることが求められる
 ・EPA以外に看護師国家試験の受験資格を得た外国人たち
  にとって不公平ではとの指摘がある

■医療現場以外でのサポート
 ・広島県で模擬試験を実施し、その結果ごとに個別に指導
  するサポート
 ・日本語教育支援ウェブサイト「日本語でケアナビ」
  +サイトをもとにした簡易な辞書の発行

■外国人力士の日本語教育からみるヒント
 ・外国人看護師と外国人力士には共通点がある
 ・外国人力士は第二言語習得論のイマ―ジョン・プログラムの観点から
  みても、理にかなった学習をしている
              ↓
 外国人看護師の恵まれた習得環境や学習法をそのまま適応することは
 できなくとも、外国人看護師の日本語習得のヒントとなる可能性があるのでは

■おわりに
 ・外国人看護師にとって日本語による看護師国家試験合格は容易ではない
 ・外国人看護師への配慮や対応を考えるとともに、日本語による国家試験の
  必要性や意味の兼ね合いが重要
 ・医療現場ではどのような取り組みが行われているのか
 ・言語面だけでなく、生活面などではどのような問題や課題があるのか

4.質問
 ・フィリピンとインドネシアの受け入れ条件の実務経験年数がなぜ違うのか
 ・対応策によって、医療サービスの質が落ちる懸念はないか
 ・外国人力士の学習法や習得法をどのように外国人看護師たちへ活かす 
  ことができそうか

5.レビュー
 ・リハーサルをうけての改善が見られた
 ・「なぜ日本語での受験が必要か?」など
  発表の順序が適切だった
 ・外国人力士と外国人看護師の大きな差などが
  あればよりわかりやすいのでは

6.全体レビュー
 ・服装は統一感を演出することができる
 ・レジュメ、パワーポイント、口頭説明のそれぞれの特性を活かし、
  それぞれのバランスを臨機応変に使用することが大切
 ・アンケートをする場合などは、適切な対象を設定する
 ・時間内に伝える

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今回の発表会を通じて、アウトプットをすることで
自分ひとりでは得られないような視点や感想、
疑問など、多くの貴重な意見をいただくことができました。

卒業論文執筆から発表まで、得られた知識や経験を無駄にせず、それらをふまえて
次のステップへ一歩一歩邁進してまいる所存です。

最後に、この度、発表の場に立たせて頂けましたことを重ねて深くお礼申し上げます。
誠にありがとうございます。


はつも