おはようございます
High Energy 11 のんちゃんです

ついに梅雨入り
雨が降ったりカンカンに晴れたり移り気なお天気で
季節の変わり目ということで体調を崩しやすくなります
みなさんお気をつけ下さいませねっ


今回プレゼンテーターを担当させていただいた
私、のんちゃんですが…
約束の時間に大遅刻し言い訳までしてしまうという
大失態を犯してしまいましたww

申し訳ありませんでした。

見捨てられてもおかしくない状況の中で
どうしてここまできつく叱ってもらうことができるのか
「信じていた、だからがっかりした」でもだからこそ「がっかりしたけど信じているんだよ」
というメッセージをHigh Energy 11 の皆さんにいただいた時には
たとえそれが厳しい言葉であってもこの身に染みる温かいもので
有り難くとても嬉しかったです。

信用を築くためにかなりの時間と努力が必要で
でも失うのは一瞬であるということを痛感しました。

取り戻すためにこれから多くの時間がかかり
自分との闘いの中で多くの苦しみがあると思います。
しかし、それは当然の仕打ちである思っています。
以前よりも細かな歩みを慎重に進めていきます。

どうかHigh Energy 11 の皆さん
もう一度頑張りなおすチャンスをいただけないでしょうか。。。

ラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインラインライン
改めまして
ここから今週私が担当させていただいた新書プレゼンの
レビューをいたします

                  
題材となった著書は
谷岡一郎
『「社会調査のウソ」 リサーチ・リテラシーのすすめ』(文春新書、2000年)
です。



本の構成は以下の通りです。

 序章  豊かさの指標はなぜ失敗したか
第一章 「社会調査」はゴミがいっぱい
第二章 調査とマスコミ
第三章 研究者と調査
第四章 さまざまな「バイアス(偏向)」
第五章 リサーチ・リテラシーのすすめ

発表の流れとしては以上の章ごとに
内容に関連する他の文献を用いて例示や咀嚼(噛み砕いて解説)するという
かたちをとりました。
著者紹介後の構成は以下の通りです。


第一章 現状を知る
「世の中の社会調査の過半数はゴミである」
という著者の言葉には

ゴミ、それは「使えないもの」である               なのに…
引用されたり、参考にされたりしている             さらに…
犯人は、信用しがちであったマスコミや研究者である

という問題点が根拠として挙げられていると説明しました。
その現状の不安を煽る例として私たち自身が過去に書いたレポートの文献はどこから
引いてきたのかということをあげました。


第二、三章 事の重大さを知る
「権威ある出所とその数字に騙されるな!」

★新聞、マスコミ
・数字を鵜呑みにしている      → 自ら確かめようとしない
・世論を誘導している         →他の情報の報道のバランスを欠く
・大げさに魅/見せようとしている →言葉や図に引っ張られ、内容を吟味することを忘れる
・スポンサーとの関係         →バックへの配慮、自分を売るための戦略というワナ


新聞やマスコミの見/魅せ方のトリックに問題点をあげるとともに
ここでは、
スポンサーとの関係」という項目について
日垣隆さんの『「買ってはいけない」は嘘である』(文藝春秋、1999年)を例に挙げて大手を標的に攻撃していることや、ついでに自分についているスポンサーの商品を売ろうとする先行本の
『買ってはいけない』に待った!をかけていることからスポンサーの存在を気にするあまり情報に歪みが生まれていることを指摘しました。


★研究者
【問題点】
・思い込み、後付け論理  →「人間であるがゆえ」のワナ 
・データの捏造と剽窃    →情報のひとり歩きの危険性への懸念

第二章(前段、新聞とマスコミ)では「意図して」結果起きている歪みの問題
を指摘したのに対し、第三章では研究者の意図しない「無意識のワナ」について
人間の合理的ではない判断による行動行動経済学の視点から解説しました。


それは
第四章 対策を立てる
【問題点】
社会調査の全ての過程で判断や行動を歪めるような「バイアス(偏向)」が作用している。

(1)「何を調査するかを決める」という過程
・事象と事象との間にある関係を見つける    →「ヒューリスティックス」

(2)「どのような方法でつきとめるか」という過程
・データを集める                   →「誘導」

(3)結果が出たという時点
・求めていた結果が出て来なかった時にも… →「後知恵バイアス」
  
第三章に見られた

意図しない「無意識のワナ」について
人間の合理的であるとは言えない判断による行動をこの章では引き継ぎ
「バイアス(偏向)」という言葉を用いて紹介しました。
ヒューリスティックスとは、確かな答えを導くことができる解き方に対し
「答え出るのかな?とりあえずこれ使ってみよう!」という「不確かな状況の中で答えらしきものを導くために使う解法」であり、それによって本当はそうではない状況もそれによって答えを出してしまうというワナがあることを説明しました。

さらに+α、私が「これも当てはまるのでは?」と思い付けくわえたものとして
(3)の「後知恵バイアス」を付け足し、第二章の研究者によって引き起こされる歪みである
後づけ論理に関連さえ、始めに想定していた答えが最終的に得られた答えと異なっている場合に「やっぱりね、実はそうも思っていたんだよね!」という歪みについて付け加えました。

そして
第五章 私たちに求められているもの

ここでは
著書がすすめるとおり、「私たちにすすめられていること」とは
果たしてリサーチ・リテラシーそのものであるのか?       という疑問を発し

その言葉の理由には
こういうワナがあるから気をつけてね!そのためには
情報にツッコミを入れていくことが大切で、数字を正しく読むことが大切だよ!
ということは教わっても、そのためにどのようなことをすべきかということは知れなかった!
「門は見せてもらったけれど、どのようにして入るか、どこに鍵があるか分からない」
ということにありました。

そしてもう一つ気がついたことが
今回、発表の準備を進めて行く中で「うわ~っ数字に騙されていたんだww」と
現状を突き出され、そのためにどのように手を打っていくべきか考え様々な文献にあたり
「これを試して…、あ、次こっち試して…」と翻弄されながらも確からしい方向へと
歩みを進めていく姿そのものが「グレーゾーンを行き来する:科学的思考」であり
それを本書ではメタメッセージとして教えてくれているということを提示しました。

以上が私個人によるレビューです

High Energy 11 の皆さんからいただいたレビューとしては
良い点
・多くの文献から考えを持ち出していた。
・自分が卒業論文で研究していることを交えて、それによって説明を分かりやすくしていた。
・言葉に気を配っていた(例)魅/見せると敢えて語順を入れ替えていたなど)。
・自分なりの解釈を本の構成に従うかたちで盛り込んでいた。
・タイトルの「レッドカーペット」が次に続くという意味と、そこを歩くためにきちんとここで正装(準備)しておきなさい!という二つの意味を持たせていた。

改善点
・遅刻も含めて発表時間もオーバーしていた。
・「私は~です」という個人的な発言を多くしていた印象がある。
・複数の文献から具体的にどのようなことも言えるのかを引き出すことでもっと論点を生めていた可能性があった。
・本の内容が教えてくれるツッコミ以外にも「本の内容」に対してもツッコミを入れる方法で発表しても良かったかもしれない。(例)ホントに皆さんこの本を読んで全てを理解しましたか?)
・落とし穴を知ったならばそれを上手く使って引っかけることを教えるという立場からの発表もできたかもしれない。(例)こうすれば人は惹きつけられるんです!)

さざえ先輩
が既に示して下さっていますが

今回は「新書の可能性と限界」を知る契機となりました。

やはり自分一人では気付くことができない視点を
周囲からは本当に多く得ることができるな~と毎回感激してしまいます

それを自ら生み出すことが出来るように
またこれから修行ですねっ


次回は今回と同じ著者である
谷岡一郎さんの
『データはウソをつく 科学的な調査の方法](ちくまプリマー新書、2007年)
が題材ですっ。

普段のふわふわっとした姿から一転
プレゼンで見/魅せる「キリッ」とした瞳が素敵なみぃちゃんのプレゼン

お楽しみに

High Energy 11 のんちゃんでした