学校の事です。

面談に向けて考えをまとめていたら、

とても大事な事だと思ったので書き留めておきます。



二学期の初めに、息子が落ち着いて学校生活を送るには、まず安心できる「居場所」が必要だと思いました。それから「見通し」をつけられる事。


この2点を重点的に学校の先生に働きかけてきました。



3学期は、その効果が目に見えてありました。


朝は担任の先生がいなくても1人で教室に入っていけるようになり、支援学級の他のお子さんや先生方の名前を皆んな覚えました。

先生によると離席もほとんどなくなったそうです。


今、毎日を過ごす支援学級が、確かに息子の「居場所」になった。

落ち着いて過ごせるようになって、確かに成長を助けている。


そう思います。



「自分の仲間」と「自分の場所(机とロッカーがある場所)」は同じ場所がいい。

そう二学期の初めに訴えて教室を移動してもらいました。


間違っていなかった。

そう思えて、安心して涙が出ました。


(これは余談ですが、まさにマズローの5段階の欲求になぞらえて説明できる出来事だったと思いました。)




担任の先生は、なんで?と思う箇所は今もたくさんで、数の理解が5までの息子に、足して10以上になる足し算をなぞり書きさせてたりして、、。ちょっと待ってー!っと声をかけさせてもらう事も多々あります。(「見通し」のための支援も、何度も何度も作り直してもらいましたが、今は自分で朝の支度ができるようになりました。)


だけど、

息子がやりたがらない時や、先生の指示に反した行動を取る時に決して叱責する事はなかったようです。いつも優しくて。

息子が落ち着かなくて教室に居られない時も、「歩行のリハビリしよう」と肯定的に扱ってくれて、管理職の先生に出くわしても「リハビリ」「学校探検の授業」などと言ってくれていました。


いつも息子を守ってくれていたのでしょう。



憤った時もあったけれど、今は先生のとても温かくて辛抱強い部分に救われた事も多かったと思っています。


人を理解する事は本当に難しい

私もまた学びました。




それから、来年度に向けては、

今息子が手に入れた「居場所」を継続して確保してほしいと頼んできます。

お子さん方や先生方の入れ替わりは仕方がない事だけれど、物理的にできる事として机とロッカーは今の場所のままにして欲しいと。


きっと、4月になって蓋を開けてみないと分からないけれども

聞き入れてもらえるといいなと思います。