キャラクターに、プレイヤーは、「大丈夫だって、私を信頼して身を任せてごらん」 と言ってるわけです。
転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
https://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/639bab926b67a33177b5f832e9aaef70
(ここから)
「統合」
引き続き「うつ」のお話をしていきたいと思います。
(このシリーズでお話しているのは、従来型のうつについてです。新型うつには、またちょっと違う要因がありますので、混同されないようご注意ください)
今回、まず最初にお話したいこと。
それは、「うつ」は、あなたを『よりバランスのとれた状態』へと誘う過程である、ということです。
もう少し補足しますと、
あなたの中で起きている「性質の変化」。それによる戸惑いと抵抗が、「うつ」という症状に繋がっているだけなんです。
だから、あまり「うつ」を嫌わないでください。(むしろ、抵抗しようとするほど辛さが増していってしまいます)
自分の心身に起こっている変化に抵抗せず、素直に受け入れることができれば、いま顕著化されている辛い症状は緩和されていきます。
では、そのためには、「何を」「どう」受け入れればいいのか。
端的に言うと、これまでの人生で培ってきた「自分らしさ」や「理想の自分像」(ともに他者評価を意識して構築されたイメージ)に固執することなく、現状の心の機微(自分の中で起きている変化)を素直に受け入れていくことです。
このことをご理解いただくために、まずは、この『性質の変化』が何のことなのかからお話したいと思います。
「男性性」と「女性性」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
この二つは、僕たち心の中にある特徴を指したもので、「男性性」は一般的に「男らしい」と形容される部分、「女性性」は「女らしい」と形容される部分です。
でも、男性が「男性性」を持ち、女性が「女性性」を持っている、という話ではありません。
誰もがその両方の資質を合わせ持っています。
その内容を見てみると、一例として以下のような感じです。
【男性性】開拓・論理・競争・強固・抵抗・攻撃・ドライ
【女性性】調和・感情・共生・柔軟・受容・防衛・ウェット
対局的ですが、反面「誰もが、どちらも合わせ持っている」という感じがおわかり頂けるかと思います。
また、どちらが良い、どちらが悪い、ということではなく「どちらも大切な資質である」ということもわかると思います。
その性質、バランスの違いが、そのまま思考や言動、行動に連動し、「男らしい」や「女らしい」などといった個性として印象づけられます。
人それぞれ、性質の現れ方(バランスの偏り)に違いがあるんですね。
で、一般的に、男性は男性性の比重が高く、女性は女性性の比重が高い傾向があると言われきましたが、昨今ではその傾向も曖昧なものになってきているように思います。
<余談>
このバランスの違いによって現れた個性も、その発露のされ方によって、印象は大きく変わります。
たとえば、「女性性」の比重が高い人の場合。
その資質がプラスに発露されれば「慈愛溢れる母性の人」となりますが、マイナスに転がれば「ヒステリックで陰湿な人」という一面が顔を出します。
前者と後者では、まったく人間性が異なって見えますが、実は、「使われている資質はまったく同じもの」なんですね。ただ、出方が異なっただけなんです。
と、いうわけで。
陰と陽は必ず表裏一体。だから、
パートナーに女らしさを求める男性の皆様、お気をつけください。
「慈愛溢れる母性の人」を伴侶にすると、もれなく「ヒステリックで陰湿な人に転ぶ可能性」が付いてきます。
パートナーに男らしさを求める女性の皆様、お気をつけください。
「クールで仕事をバリバリこなし、しっかり家族を守ってくれる力強さのある人」を伴侶にすると、もれなく「冷酷で屁理屈ばかりの暴れん坊に転ぶ可能性」が付いてきます。
※もちろん、「逆もまた然り」です。
</余談>
さらに。
この「資質のバランス」というのは、人間の精神だけではなく、あらゆる所に見いだすことができます。
たとえば、「宇宙」という広大な視点に立ったときは、この「地球」という惑星の現状は、どちらかというと「男性性」の比重が高い状態。
開拓・競争・攻撃の性質が強く、常に争いが絶えない状態です。有史以来、未だかつてこの惑星は、「調和」や「共存」などといった、女性性寄りなバランスを経験したことがありません。
しかし、それも「国家」という別な視点でとらえてみると、一概に「この惑星すべてのエリアで男性性が強い」ということではないことがわかります。
気性の荒い「男性性」を強く感じさせる国や、温厚で柔軟な「女性性」を感じさせる国など、様々な個性が感じられます。
でもそれは、決して固定化されたものではありません。
たとえ一つの国でも、そのバランスは、時代とともに流動し、常に変わり続けています。
たとえば、高度成長期の頃の日本と現在の日本では、その性質に大きな変化を感じることができると思います。
さて、ここから少々お話は怪しげな要素を帯びてまいります。^^;
「アセンションの時代」と言われる昨今。
この「男性性」と「女性性」のバランスに、大きな変化が訪れています。
それは、この二極化されていた性質が統合されていく、という流れ。
「男性性」が強かった人の中には、「女性性」が流れ込んでくる
「女性性」が強かった人の中には、「男性性」が流れ込んでくる
そういう変化です。
その動きのことを、昨今の精神世界では「男性性と女性性の統合」と呼んだりしています。(…っていうか、そのまんまやないか)
で、「統合」とか「バランスのとれた状態」と言うと聞こえがいいのですが、これはあくまで「高次元から見た場合」の解釈なんですね。
僕たちは元々「男性性と女性性のバランスが偏っている状態」「二極化された世界に馴染んでいる状態」を当たり前の感覚として生きてきたわけですから、この「統合」という動きは、僕たちの次元からみると、反対に「バランスが崩れる」という違和感として感じられてしまうわけです。
で、その違和感に対抗して「いままでのバランスを保とう」とすると、高次元からみると「抵抗」になってしまうという。
つまり、プレイヤー意識がしようとしていることと、キャラクター意識がしようとしていることに、大きなギャップがあるんですね。
これは、上半身が右に行こうとしているのに、下半身が左に行こうとしているのと同じです。
無理に頑張れば頑張るほど、身体は引き裂かれてしまいます。
トムとジェリーならそんなことも可能ですが、僕たちにはできません。
じゃあどうすればいいかと言えば、もう、僕たちキャラクターは、プレイヤーの意志に従わざるを得ないわけです。
で、僕たちキャラクターには、なかなかプレイヤーの声は聞こえませんが、プレイヤーはモニターの向こうでこう言ってるわけです。
(  ̄Д ̄) 『大丈夫だって、悪いようにはしないから。私を信頼して身を任せてごらん』
と。
(ここまで)
ありがとうございます
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