「私」と「私以外」の壁が消えたとき、「ずっと求めていたのはこれだったんだ!」の喜びと安堵が。 | 地球の愛と光・本来の姿へ

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「私」と「私以外」を隔てている壁が消えたとき、「そうだよ、ずっと求めていたのはこれだったんだ!」という喜びと安堵が訪れます。

転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
https://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/5acd5ea914496aa2c55371cf295887bb

(ここから)

「壁」

「自我は実体のない幻である」というこの事が、いまいち理解できないというコメントをちらほら頂いておりますので、今日は、これについてまた別な言い方をしてみたいと思います。


僕がお話しているのは、「自我という『もの』が存在しているのではなく、自我という『状態』があるんですよ」ということです。




↑この話です。


小さい膨らみが「私(他者や外界から区別して意識される自分)」で、大きい膨らみが「サムシング・グレート」、「源(ソース)」。それをあわせて「存在のすべて」です。

※「非我(自我に対立して存在する外界・環境・自然等)」は、すべてこの大きな膨らみに含まれます。

そして、この風船の中に入っている空気を、「意識」だと思ってください。

存在のすべては、「意識」で充ち満ちています。

本来は、分け隔てのない一つの同じ意識であるにも関わらず、その間に「壁」が生まれることによって、意識が二つに分断されてしまいました。

壁ができたことで、小さな膨らみに幽閉された意識。これが「自我(分離意識)」です。

ですから、もともと「自我」という独立したものが存在しているわけではありません。「壁」があることによって生まれた「状態」のことです。

そして、小さな場に閉じ込められていた意識も、壁がなくなれば「源(ソース)」側にあった意識と完全に一体となれます。

壁がない状態ではすべてがつながりのある一つものですから、「ここからここまでが私」とは言えないわけです。


そして、その「私(自我)」という状態を作り出す原因となった「壁」もまた、実体がありません。

この壁は、物質で形成されたものではなく、「概念」そのものだからです。

「『私』とはこういうもの」、「『私以外』とはこういうもの」という固定化された概念が、この「壁」なんです。

つまり、その概念が消えてしまえば、壁と同時に「私」も「私以外」もなくなってしまいます。

「固定化された概念」をわかりやすく言うなら「あれはあれ、これはこれ」という「決めつけ」や「思い込み」、つまり「考え」そのもののことです。

だからこそ、「考えない練習」となるわけですね。

あらゆる決めつけや思い込みがなくなった先に、「ワンネス」があるわけです。


「自我」という状態は、元々広大なスペースに広がっていた意識の一部が、とても小さな場に幽閉されたものです。

しかし、その「一部」は、「一部」とはいえ、「源(ソース)」に満ちている意識と、何一つ変わりがありません。まったく同質のものです。

だからこそ、その小さな場に閉じ込められていることに違和感を覚えるのです。

その違和感は、「こんなはずではない」「これは悪夢だ。何かの間違いだ」という感覚です。

人生において現れる、様々な不都合な出来事。

思い通りにならないアレコレを前にしたとき感じる、「こんなはずじゃない」という、あの感覚です。


そしてその感覚を得た「私」は、本来の状態に戻りたいという衝動を得ます。

が、その「私」が本来の状態に戻ることはできません。

「私がない」ことこそが本来の状態だから。

だからこそ「私」という迷子は、「帰る先も、帰り方もわからないまま」となってしまうんです。


そして「私」は混乱してしまうんですね。

「本当の『私』はどこにあるのか?」という別な問いに嵌ってしまうんです。

そんなものありゃしないのに、「本当の“自分”探し」という、ゴールのない旅に出てしまう。


ですから、そんな「自分探しの旅」、いわば、現世利益的な成功の中や、精神性の向上(いい人になろうとする努力)などの中に求めても、どうにもなりませんよ、という話になるんです。

どんなに頑張ったって、「私」というものがあるかぎり、そこに「こんなはずじゃない」というあの感覚を無くしてくれる何かは見つかりません。


「私」と「私以外」を隔てている壁が消え、「私」がなくなったときに初めて、「そうだよ、ずっと求めていたのはこれだったんだ!」という喜びと安堵が訪れます。


だから、捨てるべきは「私(自我)」ではなくて、「壁」の方なんですよ、というお話です。



(ここまで)

ありがとうございます
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