「ワンネス」私はあなた、あなたは私。 僕たちは、一つの同じ存在。小指、中指、親指のようなもの。 | 地球の愛と光・本来の姿へ

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「ワンネス」私はあなた、あなたは私。 僕たちは、一つの同じ存在。小指、中指、親指のようなもの。


転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
https://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/246d60cccf3cee121899b272ce771c14

(ここから)

俺は俺、私は私

「ワンネス」の理解は、決して難しいものではありません。

それを理解していようといまいと、自覚があろうとなかろうと、僕たちが一つの同じ存在であることには変わりありません。

また、「一つの同じ存在が実際に分かれている」のではなく、「ひとつの同じ存在が分かれていると勘違いしている」に過ぎません。

その勘違いのことを「分離意識」と呼びます。

分離意識は、「自分は自分であり、自分以外ではない」という確信を持っています。

しかし、その「自分」という言葉が指している本質が何であるのかを理解していません。

このことを、今日は僕たちの「指」に例えてお話してみましょう。


僕たちの身体の部位には、様々な名称がつけられています。

それらの部位それぞれが色々な役割を担った別々のものですが、視点を切り替えれば、そのどれもが「自分」という一つのものです。


もし、僕たちの身体の部位それぞれが個別の意識(分離意識)を保有していたら…


親指「小指、お前はいつだってスリムでかっこいいよな。俺なんか、生まれた時からずっと太ってるんだ」

小指「それは見方の問題だよ。僕は生まれた時からずっと華奢なことを気にしてるんだ。君は僕のことを羨ましいと思ってるみたいだけど、僕は逆に、力強くて逞しい君に憧れているよ」

親指「力強くて逞しい? そんなことないよ。俺はただ、骨太なだけさ。そのせいで、どんなにダイエットしてもデブなままなんだ…。君はいいよな、食べても太らないし」

小指「それも勘違いだよ。僕だって、太るときは太る」

親指「そうは言うけど、お前、俺より太ったことが一度でもあったか? ないだろう」

小指「細いのは細いなりにストレスがあるんですって! 親指君は、鼻の穴に突っ込まれる屈辱を知らないだろう!? これまでの人生で、僕はなんど鼻の穴や耳の穴をほじらされたことだろう。ああ、神(脳)よ、あなたはなぜこんなにか弱い僕に、こんなひどい仕打ちをするのでしょう…。僕だって、親指さんみたいに力強く、そして、いつもみんなの役に立てる存在になりたかったのに!」

薬指「小指、お前なに言ってんだよ。お前は鼻の穴や耳の穴に入ることを屈辱だと言ったけど、それだって立派な社会貢献じゃないか。みんなの役に立っている。それにひきかえ……。俺の出番の少なさは、お前だって知ってるだろう? 俺だって、決してやる気がないワケじゃない。親指や人差し指みたいに活躍したいさ。でも、でも…、いくら働きたくても仕事がないんだ!」

中指「まぁまぁ皆さん、落ち着いて。大丈夫。僕たちは一つの同じ存在です。ですから、自分と誰かを比較しても無意味ですよ」

人差し指「ええ!? 俺たちが一つの同じ存在だって!? なにバカなことぬかしてんだよ。俺は俺だし、お前はお前、どう考えたって別物じゃないか。働きものの俺を、怠け者の薬指と一緒にしないでくれよ」

薬指「だから! 俺だって好きで怠けてるわけじゃねーって言ってんじゃねーか!」

人差し指「そうやって仕事を任されないのは、結局お前自身に問題があるんだよ。努力が足りねーんだよ、努力が」

薬指「こぉの野郎!黙って聞いてりゃ言いたい放題!やんのかゴラァ!」

人差し指「上等だゴラァ!かかってこいやぁ!」

中指「ちょっと待ったーー! だぁかぁらぁ、僕たちは一つの同じ存在だって言ってるじゃないですか!喧嘩したって、自分を傷付け合うだけですよ!」

小指「中指さん、僕はあなたの話しにちょっと興味があります。僕たちが一つの同じ存在だというのなら、それを証明していただけませんか?」

中指「証明!? 証明も何も、僕が自分を指して僕と言うときの僕と、君が自分を指して僕と言うときの僕は、一つの同じ存在じゃないか」

人差し指「それじゃ全然証明にも説明になってないな。中指は中指だし、小指は小指だ」

中指「いや、ですから、その名称は概念的に僕たちを切り分けただけであって、その概念そのものがなくなれば…」

人差し指「なにグダグダわけわかんねーこと言ってんだよ。お前も薬指と一緒にぶっ飛ばすぞ」

中指「いや、僕は別にわけのわからないことをはなしてるんじゃなくて、明らかな事実を話しているだけで……」

小指「ところで中指さん、実は僕、もうじき神の生け贄になるらしいんです。なんでも、いつの時代も、生け贄は小指の役割だって……。僕は死んだらどうなっちゃうんでしょう? 死後の世界ってあるんでしょうか?」

中指「いや、仮に君が詰められたとして、死ぬなんてことはないよ。君の身体がこの世界から消失しても、命は生き続けるのですから」

小指「その魂は、生まれ変われるんでしょうか?」

中指「いや、そういうコトじゃなくてね、さっきも言った通り、僕と君は一つの同じ存在なわけで、それはつまり、僕の命と君の命が同じものってことで、だから、仮に君の身体が消失しても、命は僕として生き続けるんだ」

小指「中指さん、ありがとう…。君がそうやって僕のことを思いつづけてくれる限り、僕は君の記憶の中で生き続けられるんだね」

中指「いや、だから、思い出の中で生き続けるとか、そういうことじゃなくて……。もう、どうしてみんなわかってくれないんだ!」

人差し指「まったく、うるせーヤツらだな。余計ムシャクシャしてきた!もうなんでもいいから、まずは薬指からぶっとばすぞ!」

中指「だからやめろっつってんだろ、何度も言わせんな、ファーーーック!」


そしてとうとう堪忍袋の緒が切れた中指は、その怒りを爆発させた。

親指、人差し指、薬指、小指の四名は、中指の荒れっぷりに、ただひれ伏すしかなかった。

(ここまで)

ありがとうございます。
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森林の中の光の撮影です。

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