子供のころは、「世界」は小さくとも、その分「いま」とかけ離れていなかった。意識が「ゼロ・ポイント」に近かった。
転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
https://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/885d885de1e91b074830e9ad4f26ea50
(ここから)
幼な子のように
『時間』のお話の続きです。
「人はみな、さとって生まれてくる」といった趣旨の話を聞いたことはあるでしょうか?
ここで言う『さとり』とは、「マトリックス(思考の次元)に取り込まれていない」という意味です。
もっと言えば、取り込まれる以前に、「マトリックスそのものがない」状態。
つまり、人はみな、成長とともに、思考次元を拡大していくんです。
思いだしてみてください。
子供のころって、「世界」はとても狭くありませんでしたか?
「国」という概念どころか、「街」というカテゴライズもなく、「世界の裏側」について考えることもなく、「ニュース」とも「世論」とも無縁の世界。
本当に接触できる範囲、それだけが自分を取り巻く「世界のすべて」ではなかったでしょうか。
先日までにお話したこの図。
『マトリックス』という思考の次元は、「定義」という横糸と、「時間」という縦糸が編み込まれた一枚のスクリーンです。
幼いころは、あらゆる事象に対しての「定義」が、あまりありません。
物事のカテゴライズが明確・不明確、といった次元ではなく、「あれ」も「これ」も分かれていないのです。
さまざまな経験を重ね、言葉や定義を学ぶたびに、「ああ、これはこういうものなのか」「これはそういう価値なのか」という風に横軸が広がっていきます。
それらの記憶と同時に、「生きている」という実感が蓄積されていきます。
そこに「時間」という概念が重なると、縦軸が拡大されていきます。
自分が生きた軌跡が増え、また、様々な知識とともに、未来を想定する能力も培っていきます。
徐々に、「過去」と「未来」の間が伸びていく。
それによって、成長とともに認識できる「世界(スクリーン)」が大きくなるという。
プロジェクターとスクリーンの関係と同じだと思ってください。
意識が「いま(ゼロ・ポイント)」から離れれば離れるほどに、「世界」というスクリーンが拡大されていきます。
世界の拡大に圧倒されて、意識がスクリーン内に飲み込まれると、エックハルト・トールさんが言うところの「機能不全」「思考との自己同一化」が起こり始めます。
意識が思考次元と結びつき(その意識状態を「顕在意識」と言います)、そのまま世界が拡大されていく(知識が蓄積されていく)。
すると、世界の拡大に比例して、「いま」というゼロ・ポイントから離れていってしまいます。
自分を取り巻く世界が拡大している(自分が小さくなっていく)一方で、リアリティとの乖離が現れる。
そこに、明確な理由を伴わない、存在に対する根本的な「恐れ」というものが生じます。
その「恐れ」から、「ハートを閉ざす」という防衛反応が生まれ、それに合わせて「思考との自己同一化」が強化されるという悪循環にはまり込みます。
つまり、往々にして、子供よりも大人の方が「思考次元」との結びつきや「防衛反応」が強く、頑なになり、「いま(あるがまま)」との距離があります。
子供のころは、「世界」は小さくとも、その分「いま」とかけ離れていなかった。
意識が「ゼロ・ポイント」に近かった。
現実を描きだしている起点は「いま」というプロジェクターの側です。
「スクリーン」は『映し出された結果』の次元ですから、その次元内においての「現実の創造」はできません。
そのスクリーンに何を映し出すかを決められるのは、「投影元」の方です。
だからこそ、意識を「思考の世界」から「いま」にシフトすることが大切なんですね。
それが、ユーミンの名曲『やさしさに包まれたなら』の歌い出し。
小さい頃は神様がいて♪
不思議に夢を叶えてくれた♪
これは、言い換えるなら、
思考に囚われない時は、意識が「ゼロ・ポイント」に近いから、不思議と夢が叶えられる
なんです。
そして、マタイ福音書やルカ福音書によれば、イエス・キリストは様々な文脈で、こう話したそうです。
『幼な子のようにならなければ、神の国には決して入れない』
また、同じ事を雲さんは、僕にこう話します。
(ノ ̄Д ̄)ノ…~~ 『アブラカタブラ、アブラカタブラ、アホにな~れ、アホにな~れ~~』
(ノ ̄Д ̄)ノ…~~~ (((((ノjДj)ノ ママー!なんか恐いのキター!
(ここまで)
ありがとうございます。
赤ミツロウちゃんが森でクマさんに出会った(疑いと観念は同数)
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森林の中の光の撮影です。
引き寄せの法則、宇宙の法則
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