「分離」という勘違いと同時に「恐れ」の概念が生まれ、「自」を「他」から守る必要が生まれたんです。 | 地球の愛と光・本来の姿へ

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「分離」という勘違いと同時に「恐れ」という概念が生まれ、「自」を「他」から守る必要が生まれたんです。

転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
https://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/682e81af58e86a51175694f7dd6d15b0

(ここから)

眼鏡のはずし方.6

眼鏡をかけるに至った理由。


はじめは多分、勘違いから始まったんです。

自分が誰なのかも、ここがどこかなのかもわからないような、そんな、物心がつく前からあった勘違い。


それは、「自分」と「自分から切り離された自分以外」が存在するという勘違いです。

すでに僕の記憶にはありませんが、赤ん坊の時、僕はどこかでこう思ったはずです。


「僕がいて、母がいる」

「抱いている者と、抱かれている者がいる」

「自分と、自分を取り巻く環境がある」


本当は切り分けることが出来ない一つのものであるにも関わらず、その繋がりを見失った瞬間、僕の頭の中に「分離」が芽生えました。

その「分離」という勘違いが生まれると同時に「恐れ」という概念が生まれます。

「自」を「他」から守る必要が生まれたんです。

その不安が、その後の人生で沢山の眼鏡をかけていく原動力となるわけですが、その説明に入る前に…


まずは、この『本当は切り分けることができない一つのものなのに、それを複数に分離してしまう』という思考のクセを、「虹」を引き合いに出してお話してみます。


「虹は何色?」

そんな質問を投げかけると、おそらく多くの日本人の「思考」はこう答えると思います。

「7色です」と。

その象徴的なイラストがコチラ。



太陽の光が空気中の水滴によって屈折、反射されるときに、水滴がプリズムの役割をするため、光が分解されて7色の帯に見える、という「知識」に基づいて描かれた一枚です。

でもこれはね、現代人的な眼鏡を通して描かれたイラストなんです。

というのも、本物の虹は「7色」じゃないから。




ね。

パッと見、たとえば「3色」って言ってもいいじゃないですか。

「答えようがないよ!」って言う人もいます。

だって元々は分離できない「グラデーション」なんだもん。



《マメ知識》

日本では「7色」が定着してるけど、ドイツでは「5色」、スウェーデンでは「6色」が一般的なんだそうです。

その捉え方は地域や民族・時代によって大きく異なります。ここ日本でも、昔は「5色」が一般的だったそうですよ。

じゃあなんで日本では5色が7色に変わったのか。

それは、イギリスの物理学者・アイザック・ニュートンがスペクトルを発見した時につくった概念を輸入したからなんです。

ニュートンが、スペクトルの説明をベースに「虹の基本色は、赤・黄・緑・青・すみれ、橙、藍であり、その中間に無限の変化がある」と言う風に言ったのが「虹は7色」の始まり。

で、この「7」ってのも、実は視覚的なことじゃなくて「音階(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)」の数に合わせて決めたものなんですって。





そんなトリビアはさておき。

人間はこのように、真実に「思考(レッテル)」というモザイクをかけては「グラデーションの中間」を省き、事物を分離して捉えてしまうんです。

本来あるはずの繋がり(中間調)を見失ってしまうことによって、そこに「境界線」が生まれ、アレはアレ、コレはコレ、と言う風に全てがバラバラに分解されてしまいます。




見るもの全てにモザイク(思考・概念)が掛かっていますから、すべてが不明瞭です。

不明瞭だから、似て非なる物の見極めがつきません。

そのため不用意に傷つくことも多くなります。

そしてまた新たな不安に出会います。

同じ事で傷つくことがないようにと、過去を記憶し、未来をシミュレーションします。

そうしてまた思考の上塗りです。

僕が傷ついたのは、目の前がちゃんと見えないからだ。

鮮明な世界が見えるよう、眼鏡をかけなくちゃ…。


やれやれ。

そんなこんなで、アダム(僕)は、知恵の実を食べたことで(思考・概念を取り入れたことで)、エデンの園(ワンネス)から追放されてしまいました。


(ここまで)

ありがとうございます。
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