心を静かに落ち着かせることで、自然と”過去の心が引きずる古い痛み”は自分から遠のいてゆく。 | 地球の愛と光・本来の姿へ

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マトリックス:心を静かに落ち着かせることで、自然と”過去の心が引きずる古い痛み”は自分から遠のいてゆく。

転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
http://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/6550f9fdda68857cf21d03e40d38cd48

(ここから)

マトリックス.17

【chapter.18/深く静かに潜行】

モーフィアスの携帯に伝えられるクルーからのメッセージ。


「緊急事態発生」


場面は変わって、古い汚水管の中を進むネブカドネザル号の操縦席。

その操縦席には、イカの様な触手を持つ敵機「センチネル」のホログラム画像が映し出されています。


「イカ野郎が来る。」

「イカ?」

「攻撃部隊よ。目的は一つ。」

「敵を捜して撃滅。」

「そこへ隠れろ。」

「パワー・オフ。」



船のエンジンを停止し、静かに隠れるネブカドネザル号。


「静かに。」


息を潜めて隠れるネブカドネザル号のメンバー達。

そして無事、センチネルに見つかることなく、窮地を脱しました。


さて。

この「センチネル」もまた「自我」のメタファーです。

つまりは現実世界で人間達の動きを見張る「監視人」。

「エージェント」と同じ意味合いです。

でも。

ちょっと「sentinel」という、この敵の名前に注目してみたいと思います。

「sentinel」は、ズバリ、「歩哨」「見張り」「番兵」「監視員」といった意味の英単語。

なのですが、この意味の単語は、現在ではふつう「sentry」が使われるんだそうです。

「sentinel」は、同じ意味でも古めかしいニュアンスの単語。


だとしたら…

この「センチネル」は同じ「自我」でも、特に「古くから抱え続けている自我」と捉えてみることが出来るんじゃないだろうかと、僕は思っているんです。


「ニュー・アース」の中で「ペインボディ」と表現されている、古い記憶を引きずることで出来上がった感情的な苦痛の集積体(ネガティブなエネルギー場)。

それが、この「センチネル」なんじゃないだろうか。


※この「ペインボディ」を具体的に説明しようとすると、それだけで一つの連載になっちゃうぐらい長くなりそうなので、出来ましたら『ニュー・アース』の第五章「ペインボディ――私たちがひきずる過去の古い痛み」をご参照ください。


そして、その「心が引きずる古い痛み」から自分を引き離すために必要となるのが、「今にある」という静謐(せいひつ)な状態。(リラックスした、静寂な心の状態)


心を静かに落ち着かせることで、自然とペインボディは自分から遠のいてゆく――

「ネブカドネザル号のパワー・オフ」というこのシーンは、そのことを指した表現に見えるのです。

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マトリックス.18

http://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/2ea63e89f23231310639e156851462ec

【chapter.19/取り引き】

このシーンは、ネブカドネザル号のクルー「サイファー」がメンバーを裏切り、エージェントと取引を行うシーン。

正直、このシーンはあまり大切なメッセージは見いだせずにいます。

ただ、この「サイファー」というキャラクターは、宗教に登場する色々なもののメタファーだと言われておりますので、そこら辺をご紹介しておきたいと思います。


「裏切り者」という設定から、福音書に登場する十二使徒の一人「イスカリオテのユダ」のメタファーである、というのは結構メジャーなお話。

彼がエージェントと取引するのが「レストランで食事を取りながら」というシーンで描かれているのが、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画でも有名な『最後の晩餐』から来ているとも言われています。


また、それと同時に「堕天使ルシファー」のメタファーでもある、と噂されています。

堕天使は、天使の身でありながら主なる神に反逆し、天界を追放された者。

キリスト教を題材とした作品において、堕天の理由はいくつかの観点で語られているのですが、この「サイファー」というキャラクターは、その全ての理由を引き継いで描かれています。


◎堕天の理由その1「高慢」

天界において、神の直下の座で天使の統括を行う「大天使長」であったルシファー。強大な権威と力を持つ彼に「自分は神をも凌ぐ力を持っているのではないか」という驕りが現れます。

「高慢・慢心」は煩悩の一つ。その気持ちがそのまま自分を苦しめる要因となってしまいます。


◎堕天の理由その2「嫉妬」

神は人間に対し、天使以上の愛情を注いだ。その様子に反発したのは神からもっとも信頼を得ているとされる大天使ルシファーだった。人間には、天使ほどの権威もなければ力もない。なのに…自分達天使より下位な存在である人間が、これほどの寵愛を受けるなんて!
神に対し、並々ならぬ愛情を抱いていたルシファー。その強い愛情はいつしか嫉妬心から怒りを生み出していた。

「嫉妬・羨望」も、煩悩の一つ。誰かや何かを羨む気持ちは、結局自分を苦しめます。

この映画では、トリニティをめぐる、ネオへの嫉妬が描かれていますね。


◎堕天の理由その3「自由意思」

神が天使を創り出した理由。それは、自分自身を尊重させる為。神は意図的に天使に自由意思を持たせ、自分を崇めても崇めなくてもよいようにしました。それは、天使自らが自発的に崇めることができるか、無の心中から自分自身への愛情を芽生えさせることが出来るかどうか、という試みがあったから。
しかし、自由な意思を持つ天使達には、自分から神に従おうとする服従心はありませんでした。その結果、彼らは天界から追放され地上で人間に変わり、またさらに深く堕ちた者は悪魔となりました。

ちなみに、この説によれば人間は天使になれるとされ、悪魔は天使に戻れるとされています。

つまり、表現の方法はだいぶ違いますが、見方によっては「六道輪廻」の西洋的解釈になるかと思います。

(ここまで)

ありがとうございます。
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森林の中の光の撮影です。

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