マトリックス:主観(個人的な解釈)で世界を感じている以上、個人的な世界、真実ではない幻想でしかありません
転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
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(ここから)
マトリックス.6
【chapter.8/モーフィアスの話】
モーフィアスの元へ到着したアンダーソン。
その扉を開けるまえに、トリニティからの忠告があります。
「一つ忠告させて。嘘はダメ。彼には通用しないわ。」
本当の自分、真実の世界を知るためには、嘘を取り除く必要があります。
包み隠さず、素(す)の自分をさらけ出すこと。
とても勇気のいることですが、次元を超える為には、これが大変重要になります。
そしていよいよ、運命の出会い。
「ようこそ。察しのとおり、私がモーフィアスだ。さぁ、ここに座って。…おそらく、今の君は“不思議の国のアリス”の気分だろう。妙な世界に入り込んだ?」
「…そうだ。」
「君の目を見ればわかる。見たものをそのまま受け入れる目をしている。目覚めたいからだ。本当の目覚めも近いがね。」
“不思議の国のアリス”は、以前出てきた「白ウサギを追え」からの続きです。
続く「見たものをそのまま受け入れる目をしている。目覚めたいからだ。」は、「正見」を暗示したセリフ。
「君はずっと感じてきた。今の世界は何か変だ。得体の知れぬその思いに、攻め立てられて頭が変になりそうだ。その思いが君をここへ連れてきた。…なんの話かわかるか?」
「マトリックス?」
「それが何か知りたいか?」
(無言で頷くアンダーソン)
「マトリックスは至る所に存在する。この部屋の中にもある。窓の外を見たときも、テレビを付けたときも、仕事中も感じる。教会でも、納税の時も、真実を隠すため目の前に下ろされた虚像の世界。」
このセリフの中の“マトリックス”を「主観(その人ひとりの個人的なものの見方)」という言葉に変換してみてください。
「“主観”は至る所に存在する。この部屋の中にもある。窓の外を見たときも、テレビを付けたときも、仕事中も感じる。教会でも、納税の時も、真実を隠すため目の前に下ろされた虚像の世界。」
主観を通して映し出された幻想の世界。それが「マトリックス(仮想現実)」です。
「真実は?」
「君が奴隷だということだ。君は囚われの身として、匂いも味覚もない世界に生まれた。心(マインド)の牢獄だ。…マトリックスの正体は人に教わるものではない。自分で見るしかない。」
私たちは日々“主観”を通じて得た「概念・観念」という檻の中でしか世界を把握できていません。
どんなに何かを学んでも「概念を増やす」ことしかできません。キャパが増えても「檻」は「檻」です。
主観(個人的な解釈)で世界を感じている以上、それはあくまで個人的な世界、真実ではない幻想でしかありません。
主観を通さずに捉えた本当の世界を、誰かに教わる事は可能でしょうか。
出来ません。
誰からの声も、文章も、全て“主観(個人的な解釈)”という真実を覆い隠すフィルターを通して受けることになってしまうからです。
「主観・思考」から切り離され、純粋な意識だけで感じる事が出来る本当の世界を知る方法。
それは実際に、自分で体験するほかにありません。
(ここまで)
ありがとうございます。
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引き寄せの法則、宇宙の法則
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