バシャールのメッセージ「自分の持っている人間関係」
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BASHAR(4)P195 ~213
自分のもっている人間をどうすれば言いかと言うお話をします。
その前に、皆さんの中にある子供の部分に目を覚ましましょう。そうすればその子供の部分と一緒に行く事が出来ます。
子供は好奇心に満ちています。子供は愛に満ちています。子供は肯定的なほうにもっていきます。
子供は宇宙が美しく、驚きに満ちていることをしっています。
皆さんの社会では今、いった事を忘れなくてはいけません。
子供は何回も何回も、今いった事を忘れるために、色々な事を教えられます。
そしてこの社会では、そういったことを学んだ後、それが人間の性質なのだと信じ込みます。
目隠しをしたまま歩いていたり、トンネルビジョンのように非常に狭い視野を持っていたりするのが普通だと思ってしまうのです。
人と言い争いしたり自分自身の持っているものを一所懸命守ろうとしたりします。
実際には三歳以降は、人間は自分の本来の性質を覚えていません。
ですから、その子供の部分に戻ってみましょう。
そしてその子供の部分と、今の大人のあなたを融合してみましょう。
それではもう一度、目を閉じてください。
愛に満ちた呼吸を三回します。自分のハートの打つ鼓動にただ、耳を傾けます。
「ポム、ポム、ポム・・・・・・・」 (笑)
笑ってもかまいません。ばぜなら子供はよく笑うからです。でもその音に意識を傾けて下さい。
その音が創造が創りだす音です。それがあなたを笑わせます。
自分のハートに耳を傾ける事は、自分の創造に耳を傾けることです。
愛の魔法、愛の音楽に耳を傾けることです。
全ての現実は本当は、そこから創られたのです。
その魔法があなたのところへ、再び戻ってきます。想い出してください。世界は、本当は魔法に満ちたものでした。
皆さんはすでに学びました。奇跡はあまり起きないものだと。
でも最初はあなたの周りの全てが、奇跡に満ちたものでした。
皆さんが「奇跡」というとき、私はだいたいの意味を知っています。
普通でないことや説明できない事が起こることを言うようです。でも子供には、説明は要りません。
子供は知っています。
「奇跡」とは、自然な事が自然に、瞬間的に起こる言葉だと。
奇跡は宇宙の法則に反している、と思うかもしれません。でも本当は全く正反対です。
奇跡は自然な事が一番自然な形で作用することを許された時に起こるものだからです。
その瞬間に起こることを許された時に、起こります。皆さんはすべて「奇跡的な」存在です。
そしてあなたの胃中にいる「子供」はそれを知っています。
自分が奇跡的な存在と知っていても、エゴイスティックになる必要は有りません。
知ったからエゴがでる、という事では無いのです。
自分の中の「奇跡」の部分とのバランスを取っていると、非常に創造的な使い方が出来ます。
謙虚と言う事は、何もしないということでは有りません。
他の人に奉仕する時、自分自身も楽しく、充実するようなやり方で行う事が出来ます。
子供は、人のためのに奉仕するのが大好きです。子供は、受け取る事と与える事が大好きです。
子供はよく知っています。
人に最大限に与えるために、その人に与えさせてあげるのが一番だと言うことを。
自分のイマジネーションを使って、次の光景を見てください。
緑色の丘の上に、自分が子供たちと立っています。
そして、目の前には田舎の風景はずっと向こうまで続いています。
自分が足の下に踏んでいる草を感じてください。今隣に手をつないでいるのは、あなたの子供の部分です。
自分が男性なら女性、女性なら男性の子供です。今、全ての期待から解放されています。
この関係は非常に自由で解放的なものです。
一番自然な形で、この田舎の風景を楽しんでいます。
相手に要求したり、要求されたりする事は何もありません。
手をつないで立っていると、若い心臓が鼓動しているのが聞こえます。
ワクワクするような楽しい冒険が、あなたの目を覚まします。
この人生が、常に新たなる発見に満ちている事を良く知っていて、ワクワクしています。
太陽の光があなたに降り注ぎ、雨があなたに優しいキスをします。
他の人に太陽の光が降り注ぎ、雨がキスをするからといって、あなた一人が、他の人より必要でないと言う事では有りません。
全ての人間はあなたにとって平和です。みな、ただの遊び友達なのです。
あなたの中の太陽の輝きで、自然から受け取った全てのものにお返しをしてあげてください。
今、あなたは新鮮です。色々な事を考えないで、すぐに行動に移せます。
色々なものに共感し、人生を笑って過ごす事が出来ます。
野原で遊ぶために、自分がその丘から走り降りていくのを見てください。
野原に下りていくと、沢山の方向から、沢山の子供達が、野原の真ん中に集まってくるのがわかります。
踊って、歌って、遊んでください。
そのエネルギーを、今のあなたと融合させて、一つにして下さい。
子供は、あなたの中にいます。その野原も、あなたの中にあります。
決して、あなたから遠く離れた所にあるわけでは有りません。
それでは三つ、大きな呼吸をします。
そしてその日の美しさを見てください。感じてください。
それが終わったら目を開けて、この現実に戻ってきてください。
あなたは、そこに何も置き忘れてはしていません。
それと同時に、少し前のあなたと今のあなたは違う人間だ、ということも思い出してください。
今皆さんは、創造的な人間関係を創りだす用意が出来ています。
だからと言って、皆さんの人間関係が創造的でないと言う事ではありません。
これからは肯定的になれるということです。
今まで肯定的、創造的であったとしたら、さらにそうなります。
もし充分創造的で、恍惚感に満ちた楽しい人間関係を持っているとしたら、今はただ遊んでください。
でもさらに学ぶものがあります。
皆、これからも永遠に遊び続ける事が出来るということです。
わたし達はそういう言い方をすると、とても幸せな気持ちになります。
もうみなさんは子供になってしまいましたから、創造的な人間関係と言うのは子供の遊びになります。(笑)
それでは魅力、ひきつけると言う事について話してみましょう。
自分が何かの人間関係に引きつけられ、或いは人間関係を自分に引き寄せる時の基本的な事柄です。
もう一度思い出してほしいのは「あなたの波動があなたの現実を作り出す」と言う事です。
皆さんはこの社会の中で、自分は人間として半人前だと言う事を、よく学んできたようです。
ですから、沢山の人達が外を歩きながら「自分は完全ではないのだ」という波動を出して、完璧な人を見つけようと
目を、外に向けています。
実は、自分自身が完全な存在だと言う事を忘れています。
あなたが誰であれ、自分の中に男性エネルギーと女性エネルギーの両方持っています。
その二つのバランスが取れたとき初めて、本当に完全な波動を持つ事が出来ます。
自分が完全でない、どこか欠けていると思って歩きまわっていると、だいたい、同じような考えを持った人を引きつけます。
どこか自分の理想には足りない人が自分の目の前に現れて、その人に引きつけられ「あなたは完璧でないと思いこんでいます」
と教えられます。
沢山の人達が自分の事を「犠牲者」だと思っています。
人のものを全部背負って、次から次えと人間関係を亘り歩きます。
そして自分はどこかおかしいに違いない、と思い込み始めるのです。
そういった人間関係には「自分は何かが間違った人間だ」と言う事が反映されます。
人間関係は、自分の中の、完全でないと思い込んでいる部分を反映して見せてくれるのです。
と言う事は同時に、自分がその部分を変えらるという事です。
否定的な状況が人生の中に起こったからといって「こんなところで引っかかっていて、お前は本当にどうしょうもない奴だ」
と言われているわけではないのです。
今あなたが自分の事をどう思っているかを鏡として照らし出し、反映してくれているだけなのです。
自分がそれをいやなら変えられます。その機会を与えるために見せてくれているだけなのです。
社会の中でいろいろな事を学び、ある思い込みを持つ事で、皆さんは次のような事をやっています。
自分の期待を裏切るような人達に、何人も何人も出会う事によって、やっと自分が誰であるかを見つける
というやり方です。
或いは「排除法」で、これも違う、あれも違うとやって、最後の最後でやっと自分を見つけてあげると言う事を
ゆるしてあげるという「疲れる」やり方です。
今までの人間関係を振り返って「あれは自分ではなかった」「これも自分ではなかった」
「だからこれが本当の自分に違いない」と思います。
もしそれをやるのが本当に好きだったら、残りの人生のすべて、それをやる事も出来ます。
次に生まれ変わった時にも、またその次に生まれ変わった時にも続ける事が出来ます。
しかし、その代わりに、今ここで自分はどうなりたいのかと言う事を見る事もできるのです。
自分でない部分をなくして沢山の人間関係を創っていくのは、本当の自分を忘れてしまったときか
本当の自便に直面するのが怖いときです。
宇宙は常にバランスを保とうとします。
自然なあなたとは「バランスが取れたあなた」です。
自分のバランスが取れていないとき、外に完璧なものを探そうとする時は、充実した満足のいく人間関係は手に入りません。
とても面倒な人間関係をもたらします。
本当に満足して充実している時、それを反映するような人間関係を引きつけます。
しかし、自分が本当にワクワクすることをやっている時でも、まだいろいろ学ばなければならないような人をひきつける事があります。
そうすると、あなたは自分にこう聞くかも知れません。
「これだけワクワクしているのに、この日とは何を見せてくれようとしているのだろう?」と
ただ時には、他の人がワクワクした状態を探すための手伝いをすることに、あなたが同意している場合があります。
あなたがその人を引きつけて「輝けるモデル」としてあなたを見せてあげるという時があるのです。
もしくは逆に、他の人があなたをひきつけて「こういう人になりたい」と思うようなモデルを見せてくれる、と言う事です。
その人間関係が来たとき、それを否定的に見てしまうと「あなたは私には値いしない」とか「私はあなたには値しない」
というよういな言葉が出てきてしまいます。
でも自分と似た波動しか持ってこないのです。
どこかで同意が出来ているのです。
ですから、そのときの自分に一番言い人が引き寄せられて来ているのだという事を覚えておいてください。
だからといって、それがたった一人、特定の人であるとは限りません。
時によっては同じようなレベルで、一人以上の人と関係が出来ることがあります。
わたし達の世界では全ての人間関係は相互に、包括的に働きます。
皆を啓発するように働きます。除外するようには働かないのです。
次に言う事は非常に大切なポイントです。
全ての人間関係は、統一性をもって直面する時啓発しあいます。
一つの人間関係、もしくは多数の人間関係でも秘密を持っていたり、正直に相対しない場合、排他的な人間関係になります。
あなた自身がハートをオープンし、コミニュケーションをオープンにして、正直に付き合っているとき、全ての人間関係は
より活気ずく方向に行きます。
色々な人間関係の中で、なぜそういうことが起きているのか、自分ではっきりとわかります。
時によっては二つの人間関係をやっていても、よく考えてみると、結局はあの人とはまったく関係ないのだと思うことがあります。
でも相手に感情的に何かを感じる場合、よく前世でも一緒にいろいろな事をやっていたというケースがあります。
合っただけで、昔から知っているような気がすることがよくあります。
そして違う家族の単位となることで、今までとは違ったものを学ぼうとする事も良く有ります。
一生ひとりの相手だけと付き合っていく事もできます。それも可能です。
ただ、全ての人が統一性を持って正直に付き合っているとき、自然に変化が起きます。
そうした変化は、人間関係の自然な道なのです。
変化に対するおそれは、何かを失う事にたいする恐れです。
でも、全ての事は一番うまい具合に起きるのだ、偶然は無いのだということが解っていれば、なにも失う事を恐れる必要は有りません。
相手の人が変化できたのに、あなたが出来ないはずがないのです。
変化出来ないのは、変化に対するおそれを持っているときだけです。
「自分は一生のうちに、誰か特定な人を見つけなくてはならない」「一人だけと付き合わなければならない」という思い込みが
起こることがあります。
別の言い方をすれば、一人は変化を欲しているのに、もう一人は変化を欲していない、というケースです。
自分は変わってどんどん先に行きたいにも関わらず、その相手は一緒にいたいと思っています。
その場合、相手の方はあなたに変わってほしくないと思っていますから、あなた自身も変われないのです。
もし、自分が変わって、自分と一緒にいるためにも変わって欲しいと望む場合は、次のことを覚えておいてください。
もし、相手が変化したら、その人はもう以前と同じ人では有りません。
ですからどちらにしても、以前の相手と今の相手はとは違います。同じ人と付き合っているわけではないのです。
同じ肉体を持った相手にしがみつく必要はありません。
自分が変化したとき、波動が変わりその波動に合う適当な人がよってきます。
ですから変化してしまったと後悔して、無駄な時間を費やす必要は有りません。
変化は人間の自然な形であり、自分自身に対して正直であったと言う事がわかっていればいのです。
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ありがとうございます。
引き寄せの法則、宇宙の法則