おはようございます。マークです。
台風が近づいているからなのか、雲の動きがとても早いです。
そんな自然の大きさを感じられる一日を迎えられたことに
感謝いたします。
今日は小説の続きを書こうと思います。
前回は、褒めることを頑なに避けている上司の話でしたが
今日は、どんな話になるのでしょうか。
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開発二課の課長、知音(ちおん)は先日見たテレビ番組に
いたく感動していた。
その内容は、イルカのトレーナーが、イルカに芸を仕込む
姿の特集であった。
(イルカに言葉は通じないのだから、どうやって仕込むのかしら?)
軽い気持ちで観はじめた知音であったが、気がつくと
食い入るように集中していた。
(ただただ待って、観察して、芸になりうると思ったら
餌を与えて褒めるのね!!)
このとき、知音の頭の中には二課の新人、徳田の顔が
浮かんでいた。
次の日、知音はいつもよりも30分程早く出社した。
すると、徳田が二課のスペースを掃除しているのに気づいた。
「おはようございます!!」
徳田の挨拶はいつもどおり元気だ。
「おはよう、いつもこうやって掃除していたの?」
「いえ、実は、先日読んだ本に、朝は早く出社して掃除すると
一日を気持ちよく過ごすことができるってあったんで
実践してみたんです。」
「そうなのね。ありがとう。
自分で本を読むなんて、勉強熱心だし、それを実行に移す
積極性もすごいわね。」
「ありがとうございます。そう言って頂くととてもうれしいです。」
朝に早く出社しての掃除が、直接業績に関係するわけではない。
ただ、徳田の自主性がうれしかった。
そして昨日観たイルカのトレーナーの話。
それが相まって、自然と褒め言葉が口からでていた。
徳田も、勉強熱心、積極性と褒められたことで、これからも
是非続けようと思えるようになっていた。
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