『勿忘草の咲く町で』 夏川草介


高齢者が増え今までの医療を続けるのは無理がある

そういう問題提議


22歳の女性が出血多量で救急で運び込まれる

手術するには輸血しなければならない

しかし珍しい血液型だった為在庫が無く、近隣の県に問い合わせて4時間後やっと用意出来た

しかし、その時には女性は事切れていた


3日前まであったその血液型は、80歳のおじいさんの弁膜症の手術に使われていた。


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まだ読んでる途中なのですが、こういうのは↑多々あると思います

救急車は患者を乗せても、受け入れ先を確保しなければならない

その時に空きがあるか?

病室の受け入れは可能か?

高齢者がその多くを占めてしまっていたら、間に合わなくなる事もあるだろう


若者も年寄も同じ一つの命です!


それでもこういうのを見ると、限りある機能を利用するのに同じ治療法でよいのか?と考えてしまいました


今まで生きたんだから、もうええやろ?

ってのでは無いのです!


昔なら老衰で亡くなられた症状も、医療の発達で生き続ける事が可能になっているのではないでしょうか?


90を過ぎるまで生きた母は、何とか頑張っていました

でも生き続ける事に疲れていた氣がします

フッと人の目の離れた隙をぬうように旅立ちました

和多志は延命治療を望んでいなかったので、自然に旅立てた事は良かったと思っています


本当に大変なのは、現場の方々です

限りある人材で疲弊しながら廻している


本職が医者だからこその声ではないでしょうか?


取り留めもありませんが、今思っている事を書いてみましたm(_ _)m