海藻に海水をかけて干しあげる藻塩。
砂浜に海水を撒いて蒸発させる揚げ浜式。
遠浅の浜に海水を引き入れる入り浜式塩田などあった。
イオン交換膜法 (従来の方式とは全く異なり、電気を利用して海水から塩化ナトリウムを取り出す)
これにより、日本中の塩田が閉鎖された。
海中のミネラルは、不純物として除去された。
塩の専売制が1997年に廃止されるまで25年間君臨した辛いだけで、まろやかさが無い化学塩。
塩化ナトリウムは、ナトリウムと塩素が結合してできた化合物
本来の塩は主成分の塩化ナトリウムの他に、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを含む物質。
1997年には自由化の一環として92年間続いた塩専売法が廃止され、塩事業法が施行され、塩の製造、販売、輸入(2002年より)が自由にでき るようになりました。
日本の塩消費は年間約900万トン。自給率は15%程度でほとんどが輸入に頼っており、輸入量 は世界1です。主な輸入先はメキシコとオーストラリア。
日本での塩の消費の約80%は、ソーダ工業用、つまり塩をナトリウムと塩素に分解し、それを原 料として様々な工業用品をつくるため使われます。紙やアルミ、石鹸、ガラス・ホーロー製品、水道の消毒薬からコンパクトディスクまで塩を基礎原料として作 られているのです。その他皮のなめし、各種化学薬品の製造といった一般工業用にも利用されており、調味料や食品加工として使用されるのは約15%に過ぎません。
http://altertrade.jp/guerande/basics
人体の0.7%は塩分であり、塩は体に必須の物質。そして、塩分は体の中で主に3つの役割を果たしています。
1 消化液の精製。消化液とは体内で食べ物などを分解する液体のことですが、これには酸(※1)と酵素(※2)が含まれます。このうち、酸の主成分は塩酸なのですが、これを体内で作るための原料に塩分が使われます。
2 神経伝達。体を動かしたりするためには脳からの指令を神経を通じて体中に伝える必要がありますが、脳からの指令をスムーズに伝えるために、塩分が必要。
3 栄養の吸収。体内に入ってきた食べ物などは分解されてブドウ糖やアミノ酸になり、最終的には腸内で吸収されます。その際、これらの物質はナトリウムと結合して化合物となって吸収される。
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現在
窯炊き海塩 ー 海水を風と太陽の力で濃縮。釜炊きで仕上げる。
天日塩 ー 海水を風と太陽の力のみで蒸発、結晶化したもの。
再生塩 ー 海外から輸入した原塩をニガリ又は海水で溶かし、洗浄再結晶させたもの(国産の大半がこれ)
岩塩 ー 海が隆起し地中の水分が抜けて岩状になったもの。国産は無い。
コンビナートを作る為に、塩田を無くしたから、輸入物に手を加えているのが現状みたいですねぇ(^^;
本当に必要な物が何も生産出来ず、
この国は何処へ行こうしているのだろうか?
おおきに(^人^)