惣領冬実さん、漫画家さんですが、

この人凄いです!

 

マリー・アントワネットを日仏合同の企画で、描かれた。

ベルサイユ宮殿が、監修してます。

そもそもこんな企画、今まで無かった。

 

最近、マリー・アントワネットに対しての

評価が変わってきてる。

 

それまでは言うなれば、ゴシップ誌の記事が、史実とされていた。

それを、現存する書簡などを元に見直すと、全然違った。

 

そういう新しい資料を元に、人間マリー・アントワネットが、描いてある様です。

 

残念ながらこの漫画は、図書館に無かったので、読めてません(^_^;)

塚田有那(編集者・キュレーター)さんが、過程を書いてられまして、

『マリー・アントワネットの嘘』 

こっちを読みました。

 

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有名な「パンが無ければ、お菓子を食べればいいじゃない」

これは、今日では一般にジャン=ジャック・ルソーの自伝 『告白』 に登場するセリフであることが知られている。

 

この本が書かれた当時、マリー・アントワネットは9歳であり、オーストリアのウィーンに住んでいて、ルソーが彼女から直接この言葉を聞くというのは、無理がある。

 

冷静に時系列を確認すれば、容易に矛盾に氣づきそうな嘘が、教科書に載る程になっている。

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ま、こんな調子です。

 

ルイ16世は、チビでデブで愚鈍、と評されてたが、

本当は、婚礼の時(15歳) 5フィート10インチ 178cmあった!Σ(・□・;)

その後伸びて、192cm ( ̄◇ ̄;)

 

全然違うやん!!

如何にいい加減か、ちゅう見本みたいやわ〜〜

 

ドレスや背景も分かる限り忠実に描かれていて、半端無い細かさ!

 

惣領さんって、美術学校で彫刻をやってられ、その後服飾学校の卒業制作でオートクチュールドレスを全て一人で制作した経歴があり、それがこの作品を作るにあたって、活きている。

 

何事も無駄は無いんだなぁ、思います。

常識って時代で変わる程度のもの。

歴史は、当然勝者のものw

 

何でも疑ってみるのも、いいかもしれませんね〜www

おおきに(^人^)