日本では、八百万の神と言われます。
これは、何にでも神様がいらっしゃるという考えです。
トイレの神様って歌もありました。
人に長く使われた物にも、神や精霊(霊魂)などが宿る。
これは、あんまりいい意味で使われてないけど(^^;
たぶらかすとかそういった存在って思われてる。
この付喪神(つくもがみ)が、中心となって話が展開されるのが、
『雨柳堂夢咄』(うりゅうどうゆめばなし)
波津彬子さんの漫画です。
久し振りに読んだら、ご維新って出て来て、明治の話だった!
そこまで古いとは思って無かったw・・w
書生ってのが出てくるんだから、こっちの理解不足ですが、絵的にもうちょっと新しい感じがしたんだけどな(^^;
面白いんだから、設定なんてどうでもいいとも言えますがねw
八百万の神っては、日本の考え方。
外国の神様は、唯一神。
キリスト教だと、人間は罪を背負って生まれるから、労働はその罰となるらしい。
日本では、神様も働いてられるので、子孫である私たちも働く事は当然となります。
労働は、罰で無く、神事なのです。
この様に元々の考え方の基本が、全然違うのです。
今の人は、神様とか信じないって言われそうだけど(^^;
でも、こういった脈々と伝えられてきたモノは、そうそう簡単に消えるものでは、無いと思います。
心の何処かに、何かが残っている。
まぁ、以前に比べ急速に変わりつつあるかもしれませんが・・・
海外の考え方を導入したから、今の不況があると主張されているのが、この間から読んでる馬淵睦夫さん。
『日本「国体」の真実』 って本に載ってます。
外国で喜ばれるのは、made in japan の商品。
神事と自覚して無くても何か違うのを、ちゃんと感じて下さっている。
日本メーカーでも、海外で作られた物は駄目なんだそうだ。
物作りの国だった基本に戻らないと、ドンドン衰退していく。
企業のあり方も、株主優先で無く、働く人を優先で無いといけない!
それだからこそ、ここまで伸びてきたのだ!!
安いからって買ってるいるけど、返って自分の首を絞める事になる。
そんな事が書かれてました。
その通りかもしれないなぁ、って読んでます。
おおきに(^人^)