池魚の殃(ちぎょのわざわい)
「宋の王さんが、池に投げ込まれた珠を拾おうと、池の水を汲み出させた。珠は見つからず、魚は死んでしまった。」
という故事から、巻き添えに遭う、意外な災難に遭うという意味。
椹野 道流(ふしのみちる)さんは、元解剖医。
その経験を元に小説にされてるのかな?
まだ一人前で無い解剖医が主人公のシリーズ物です。
少しオカルトチックだったりですが、面白いのです。
ずっと読んで無かったが、新作が(2014年発行ですが ^^;)あったので、借りてみました。
このシリーズは、タイトルが全部故事で、読めないし変換してくれない漢字です。
当然、死と向き合う。
そんな中で、主人公が、
「自殺する根性があるなら、生きてたら必ず何とかなると思うのだが」 と先輩の医師に問う。
答えが、「人間には生きる権利と等しく、死ぬ権利も持っている」
「そこで止めるのは、死ぬ権利の侵害になる?」
それに対する答えは、
「それは今でなくてはならないのか?と問う事は、許されるのでは、無いだろうか?」
「人は死ぬまで一日一日を生き続ける。人生にやり直すチャンスは、何度でもある。
だが、死ぬ事は、生涯で一度だけ。」
「身近な人がそうなったら、自分に出来る事を考える。
一晩酒を飲む、話を聞く、傍に居る。
君にこの世にいて欲しいと、伝える努力はする。」
君ならどうする?と聞かれた主人公は、
「ガン泣きします。
服の端っこを掴んで、爆泣きするしかないです」
そこに主人公の上司である女医が登場。
彼女は、「殴る」
「すんません生きるんで止めて下さいって言うまで、殴って殴って殴る」
生きて欲しいって思いは、一緒でも表し方が違うので、面白いな~って思った。
死ぬのは一度きり、やり直すチャンスは何度でもある。
ホントにそうだね。
そんな思いした事無いから、自殺の方が怖いと思うが、本人にとっては生きる方が辛いんだろうな。
そんな事を考えた一冊でした。
おおきに(^人^)
「宋の王さんが、池に投げ込まれた珠を拾おうと、池の水を汲み出させた。珠は見つからず、魚は死んでしまった。」
という故事から、巻き添えに遭う、意外な災難に遭うという意味。
椹野 道流(ふしのみちる)さんは、元解剖医。
その経験を元に小説にされてるのかな?
まだ一人前で無い解剖医が主人公のシリーズ物です。
少しオカルトチックだったりですが、面白いのです。
ずっと読んで無かったが、新作が(2014年発行ですが ^^;)あったので、借りてみました。
このシリーズは、タイトルが全部故事で、読めないし変換してくれない漢字です。
当然、死と向き合う。
そんな中で、主人公が、
「自殺する根性があるなら、生きてたら必ず何とかなると思うのだが」 と先輩の医師に問う。
答えが、「人間には生きる権利と等しく、死ぬ権利も持っている」
「そこで止めるのは、死ぬ権利の侵害になる?」
それに対する答えは、
「それは今でなくてはならないのか?と問う事は、許されるのでは、無いだろうか?」
「人は死ぬまで一日一日を生き続ける。人生にやり直すチャンスは、何度でもある。
だが、死ぬ事は、生涯で一度だけ。」
「身近な人がそうなったら、自分に出来る事を考える。
一晩酒を飲む、話を聞く、傍に居る。
君にこの世にいて欲しいと、伝える努力はする。」
君ならどうする?と聞かれた主人公は、
「ガン泣きします。
服の端っこを掴んで、爆泣きするしかないです」
そこに主人公の上司である女医が登場。
彼女は、「殴る」
「すんません生きるんで止めて下さいって言うまで、殴って殴って殴る」
生きて欲しいって思いは、一緒でも表し方が違うので、面白いな~って思った。
死ぬのは一度きり、やり直すチャンスは何度でもある。
ホントにそうだね。
そんな思いした事無いから、自殺の方が怖いと思うが、本人にとっては生きる方が辛いんだろうな。
そんな事を考えた一冊でした。
おおきに(^人^)