『天風先生座談』によると、
イマヌエル・カントは、せむしだったと伝記に書いてあるそうだ。

背中の瘤のせいで、乳と乳の間が2インチ半。
(私は20cm程空いているが、半分にも満たない)
脈がしょっちゅう、120・130打ってゼイゼイ喘息の子どもだった。

ある時見て貰った医者が、

「体は気の毒だが、心はどうもないだろう?
苦しい・辛いと言ったところで、苦しい・辛いが治るものじゃ無いだろう。
言えば親も苦しい・辛いわね。
同じなら、心の丈夫な事を、喜びと感謝に変えればいい。
体は兎に角、心が丈夫なお陰で、死なずに生きているじゃないか。」

こんな事を言われて、
一遍も喜んだ事も感謝した事も無い。
損は無いんだから、言ってみよう。
3日ばかり経つと、こういう氣持ちでいるだけで、いくらか変わってきた。

当分死なないだろう。
なら、心と体どっちが本当の俺なのか考えてみよう。

山の中で学校も無いだろう17の子どもが、こんな事を考えたってのが、流石!って思います。
のちに大学教授にもなった哲学者だけありますわ!

wikiによると、

青く小さな、しかし輝く瞳をもった小柄な人物であった。身体は骨格、筋力ともにやや貧弱だが、最晩年まで命にかかわるような病気とは無縁で、顔色もすこぶるよかったらしい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%88#.E5.90.8D.E3.81.A8.E5.A7.BF

とあります。せむし治ったのか?!w・・w
それ程氣持ちが大きいのかね?!

天風先生も、病気の事を忘れない、と言われたとありました。
でも、苦しいし忘れられるか?!と思っていたが、
カントの事を思い出して、抜け出せた様です。

wikiも含め、私なりに勝手に纏めておりますので~ご了承を(^人^)

おおきに~~♪