11月で終わってしまったが、

薬師寺東塔の解体修理中で、五重塔の上の突き出た部分、相輪が地上に降ろされ展示されていたので、

見に行って来ました


相輪は、塔の中心を貫く心柱に取り付けられている

箱型の露盤、半球状の伏鉢(フセバチ)、輪を九つ連ねた九輪(クリン)

その上に水煙、竜舎(リュウシャ)、宝珠がある。


宝珠は仏舎利を納める容器だそうだが、

入ってたのかなぁ?世界中に仏舎利やら、仏歯やら色んな物が祭られている処があります

いっつも本物かぁ?とか思っちゃう失礼な奴です(^^;


美術の教科書に載っていた「笛吹童子」は、水煙の一部です

他に天女を思わせる2体のレリーフもあった

一面に3体、両面で6体、それが4方向にあるので、24体ある

天女の2体は、頭を下にして下降している


何で頭が下なんだろう?って思ったが、ずっと高い処にある物、下にいる人々への祝福の意味かな、と勝手に解釈~♪


水煙は、火焔の形の意匠が多く、火の字を嫌っての表現らしい。

61年ぶりの公開というので、次の時には生きているか~?

他に行きたい絵画展もあったが、身近に見られる事は今回限り、と思われるので、取りあえず行った

案の定、旦さんは重い腰を上げる事無く、他のは行けず終いになっちゃった(><。)


一人で動けばいいんだけど、気分的に慌ただしい気がしてね(^☆)

どうしても行きたいなら、一人でも行くので、それ程の気は無かったって事でしょう~

普通ならマジマジ見る事など叶わない水煙が見られたので満足でした


その後、玄奘三蔵院伽藍にも行きました

平山郁夫画伯の壁画が良かった~~~(*^-^*)

30年もかけて描かれてるそうです。画家さんも大変だねぇ


薬師如来・月光菩薩・日光菩薩、他に四天王像など、立派な仏像が並んでいて凄かったけど、一番良かった!と思うのが↑の壁画。

いいお顔されてるな、とは思うものの、手一つ合わせる訳でも無い、不遜な観光客~


どうも、仏像とかあんまり興味が無いみたい。これだけお寺神社巡りに便利な所に居ながら、行かないんだから、そうだろうな~と思ってたけど、しっかり確認した、今回の道行きでした(笑)


ありがとうございます(^人^)