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3日目①:フォルクスワーゲン・アレーナを目指して


前回までの続き




10月16日(土)旅3日目。





2010ブンデスリーガ観戦記&ドイツ旅日記


旅3日目。
ケルン0748発ベルリン行きのICEに乗るため、朝はばたばたしていた。

5時過ぎに起床しシャワーを浴び、出発前にホテルで朝食を取る。


ホテルはありがたいことに6時半から朝食が取ることが
出来、ホテルの場所自体、ICEが出発する中央駅の敷地内
とあって移動が非常にスムーズ。



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朝食を取りホテルをチャックアウトし、最後にホテルの
目の前にそびえ立つ大聖堂を目に留めておきたかったが、
7時を過ぎても空は真っ暗であり、その様子は十分に見ることが

出来なかった。


今日は18時半からヴォルフスブルグvsレバークーゼンの
試合をフォルクスワーゲン・アレーナで観るが、
ヴォルフスブルグといえば昨日の香川同様、私の
注目は長谷部になる。

日本代表の常連として地位を築いたのは、所属チームでのレギュラー

定着、活躍があったから。


チームでの役割をしっかり目に留めておきたい。


ヴォルフスブルグには今季ユヴェントスから獲得した新加入のジエゴにも

注目したい。


一方対戦相手のレバークーゼンはバラックが負傷中で離脱しているが、

リバプール時代からファンであるヒーピアが完全復活を果たし、ここで

彼のプレーを見ることが出来るのが非常にうれしい。


個人的に色々と見所があり楽しみな一戦である。




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私はこの試合を観に行くのに当たり、宿はヴォルフスブルグ
の取らずベルリンに泊る選択をした。


というのは、明日17日(日)はベルリンから東に2時間弱いった
旧東ドイツのコトブス(ブンデスリーガ2部=元浦和の相馬 崇人が所属)に

日帰りで観戦に行く計画を立てていたため、今日ヴォルフスブルグに泊った

場合、元々ヴォルフスブルグ→コトブス間は直行の列車がなく、一度ベルリン

で乗り換える必要が出てきて、明日の13時半試合開始に間に合わない。



通常ケルンからベルリンに向かう途中ヴォルフスブルグは停車するが、
ここで下車せず一度終着のベルリンで下車し、ホテルにチェックイン→
ランチを取りヴォルフスブルグに向かい試合観戦。


そして、試合後に再びICEでベルリンに戻るという強行日程を組んだ。


これを限られた日程の中で極力試合をたくさん観たいための選択であって、
ハードスケジュールは承知の上なので仕方がない。






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ケルンを駅は週末の土曜、朝早くから家族連れの姿が目立ったが、

ベルリン行きのICEの車内はがらがらで閑散としてた。

ベルリンまでは4時間20分の長旅のため、昨晩からの疲れが
まだ残っていた事もあり少し仮眠を取り、今日のスケジュールに備えた。

車内はやたら寒い。


もちろんこの時期に冷房が効いているわけではないが、体が冷えてくる。
温かい物が飲みたくなってくる。



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長距離列車には必ず食堂車があるので嬉しい。
日本では新幹線利用時に弁当を持参し節約する傾向が増えたため
食堂車が儲からず閉鎖されたが、こちらは食堂車利用の文化が根付いている。

私はヨーロッパに来た時の楽しみとして、長距離列車での移動の際には
食堂車を必ずといっていいほど使う。


食堂車は食事をしなくても、飲み物のオーダーだけでも利用することが
出来る。


冷えた体を温かいコーヒーで温めた。

カップがICEオリジナルのになっているのもなんか嬉しかった。




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ベルリン中央駅には12時11分着。現地の天気は雨。
気温は10度以下、おそらく7度くらいだろうか。
真冬の気候であり、昨日のケルンより寒さを感じる。


こちらに来て3日目だが、晴れて日はなく天気にはついてないなあー。

ホテルへは中央駅の隣の駅、フリードリッヒ・シュトラーゼ駅前に
予約したため、中央駅からSバーン(ローカル列車)で1駅行き下車する。


※ベルリン中央駅周辺は開発地域となっていて、まだそれ程ホテル
や買い物するような場所はない。

そのため観光客は中央駅から1駅行った街の中心部、
フリードリッヒ・シュトラーゼ駅に泊る傾向にある。



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ホテルにチェックインした時間が12時30分を過ぎたあたりで、
ヴォルフスブルグ行きの列車が出発する14時20分まであまり
時間的に余裕がなかったので急ぎでランチを取り、
再び中央駅に戻りヴォルフスブルグに向う少々の強行スケジュール。


ランチはホテル目の前のレストランを利用。

混雑していたが、オーダーしたビール、スープ、パスタが
スムーズに出てきたため助かった。





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ヴォルフスブルグへはICEで1時間程走り到着。
食後とあって眠たくなったが、眠さを抑え我慢した。

ヴォルフスブルグ駅からまず目に飛び込んでくるのが、フォルクス・ワーゲン

の工場(フォルクス・ワーゲンはヴォルフスブルグのメインスポンサー)


この工場、面白いのは陸上でなく、海上に建てられていること。

シュタディオン(スタジアム)がはっきりとよく見える。


事前の調べでは距離にして1.2km。
試合日は駅からバスも出ると聞いて行けるが、この距離なら十分歩いて行ける。

まだ試合開始まで3時間もあるし、道なりにシュタディオンを目指していけば
迷うことはない。




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試合開始までは3時間半弱。
早めに行ってグッズ等を見たいと思ったが、駅前にあったアウトレットが
気になった行ってみることにした。




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アウトレットいっても店舗数からしてそれ程多くなく、こじんまりとした造りで
小規模の街、ヴォルフスブルグの雰囲気に合っている気がする。

どの商品も日本のアウトレットのように超格安でなく、
定価の30%引きが最大の割引率となり、元々の定価が高いため、
あまり安値感がない。



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残念ながら私のお目当てのアディダスやプーマのスポーツ用品は、
量はそこそこあるものの、少々値段が下がった感じに過ぎないので、
残念ながら今回も購入する物はなかった。
(というか、購入したい物がなかったのが残念である)





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アウトレットを適当に見た回り、シュタディオンに向かうことにした。
道はいたってシンプル。


目の前の歩道橋を渡り、あとはひたすら目の前に見えてくる
シュタディオンを目指す。


ここで心配事があった。
行きはともかく、心配なのは試合後の帰り。


行きに駅からシュタディオンに向かう同じ道を辿り駅に戻れば
問題ないが、試合後の20時半は辺りは暗くなるだろうから、
道がはっきり見えないかもしれない。

行きに来た道をしっかりと把握しておかなければいけない。

なにしろ私は非常に方向音痴であり、海外では何回も
道に迷ったことがあるから。


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そんなことを考えているうちにヴォルフスブルグアレーナ
が見えてきた。


チームカラーの緑にライトアップされた美しい光景。
素晴らしい演出である。


ライトアップされた緑の光が、小雨が降るどんよりとした
曇空にマッチし非常に似合っている。

シュタディオンの目の前にある芝のコート。


チームの練習場のような気がする。




試合開始まであと2時間を切り、隣接されたグッズショップに
入ってみることにした。



3日目②へと続く(次はヴォルフスブルグvsレバークーゼンの
試合レポートを掲載)


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