古い自作PCのBIOSを改造してNVMe接続のM.2 SSDから起動する。 | みとちゃんのブログ

古い自作PCのBIOSを改造してNVMe接続のM.2 SSDから起動する。

概要

1.マザーにM.2 ソケットが無いので変換アダプターを使用する。

2.BIOSにNVMeドライバーを追加する。

3.BIOS改造ツール(MMTool Aptio 4.50.0023)が日本語環境では不都合があるので修正してから作業する。

 

環境

1.OS Windows11 Pro(23H2)

   (確かWin7からのライセンスだったかも??)

 

2.マザーボード   

  ASRock A75 Extreme6(かれこれ13年以上経過のメインPC)

  ・Socket FM1

  ・PCI Express 2.0スロットが4本

  ・AMI UEFI Legal BIOS

      ・DirectX11をサポート

 

3.CPU  AMD A8-3800(ゲームはWOTBのみ。低設定なら大丈夫)

 

4.グラボ 

  玄人志向 GF-GT710-E2GB/HS

 (これも古い。導入当時は内蔵グラフィックと体感変わらずガッカリした、

  でもDirectX12をサポートしているこいつのお陰で23H2をインスコできた。感謝

 

 

4.M.2 SSD→PCI Express x4変換アダプター

      ECM25(新規調達)

 

 

5.M.2 SSD  WD Blue SN580(PCIe4.0 NVMe)(新規調達)

 

 

 

参考にしたサイトです。

 

 

 

使用したソフト

・MMTool Aptio 4.50.0023

NvmExpressDxe_5.ffs

 

補足

・BIOS改造前でもWindows11の「ディスクの管理」からM.2 SSDが見れました。(フォーマットした後はエクスプローラーからも見れた)

 

・参考サイトに「MMToolツールは無料では入手できません」

と注意書きがあります。私は広告をみる方法を選択しました。

 

・A75 Extreme6のBIOSファイルには拡張子がないのでMMToolでセーブするときに拡張子を付けない、またはセーブしてから拡張子を削除しました。

 

・NVMeドライバを組み込んでもファイルサイズに変化が無いので疑心暗鬼になりベリファイなどやりましたが、これこそが正しいのだそうです。

 

・BIOSの書き込みはAdvancedモードのInstant Flashを選択してUSBメモリから行いました。

 

・MMTool Aptio 4.50.0023は日本語環境で不都合があります。

 これの修正に参考にしたサイトです。

 

 

 

・「対処法その4 MMToolのGUI表示の修正」を実施しました。

 

 

最後に

BIOS改造に成功しても、BIOS 画面には変化が無いので成功なのか失敗なのかわからず困惑します。

OSクリーンインストールやらOSクローンやらなんだかんだやっている内に気が付いたらブートドライブの選択にM.2が現れました。

 

多分ですが、最初にクリーンインストールに失敗したときにM.2 SSDに何かしらの不具合が起きて、この不具合のためブートドライブの選択に出なかったのかも?

というのは、なんだかんだやっている時にM.2 SSDを一度フォーマットしたらブートドライブに出てきたような記憶が…なにせ都度記録を取りながら作業しなかったので、そこのところ曖昧です。参考までにBIOS改造からブートドライブの選択までに要した試行錯誤の日数は4日でした。

 

 

それから、PCIeスロットが 2.0なのでSSDの性能をフルには引き出せませんでした。

とは言え今回の改造で起動時間が4分以上→20秒になりました

 神がかってます。感謝しかありません。

そしてそして。超静か!なんなのこの違い!最高。

 

WIn11 23H2最終日まで頑張れます。

 

 

 

注意

参考サイトの書き込みにはBIOS改造失敗でマザーボードが破損・起動不能などの記事が上がっています。

くれぐれも自己責任でお願いいたします。