わたくしの母親はかなりあれな人です。
自由人です。
わたくしが小さい頃から、常に友達の話題の人でした(意味的には微笑ましいことです)。
時がたってもそれは変わっていないようで、昨日実家に行ったところ、姪の友達に母親が自転車を貸したらパンクしちゃったらしく、ふと覗きにいくと、その子と母が、自転車を分解してました。どうやらパンクさせた責任として共同作業中のようです。
バンク修理で後輪がフレームから外されている状態が不自然ですが、昨今の事なかれ主義の大人と比べると母親は偉大です。でもやはり不自然です。
まず、自転車を貸してあげた経緯に姪が全くからんでいません。
パンク修理じゃなく、何故かタイヤを交換してました。
取り去ったバンクタイヤは現場にすでにありません。
新しくはめようとしていたタイヤの出処が不明です。
新しいタイヤの直径が明らかに大きすぎます。
小学生の女子にバラさせたらしく、分解できたから組み直せる、という小学生の女の子の能力を無視した理解出来ない考えにて母親が自転車を支えてサポートしています。
女の子のお手々が真っ黒です。
姪は一度も顔を見せず家の中です。
わたくしの登場です。いろいろできるわたくしではありますが、分解後のあきらかに数があまり過ぎのナットやボルト、タイヤの大きさを見て、無理だと判断できましたが、必死にどうにかしようとしている女の子に悪いので、修繕に取り掛かりました。
女の子をヘルプに使って、やっと登場の姪にも手伝わせ、母親を退場させ、みんなでやることの大切さを教える為、作業を続けました。なんやかんやで組み上がると、タイヤが大きすぎます。チェーンが届きません。わかってはいましたが。
チェーンも落ちているよ。という、女の子と母親のわけのわからないアドバイスを無視し、無駄だったじゃん、とおっしゃる姪を押しのけ、普段この家では行われない、結果がどうであれ、こうやってとりあえず頑張ることが大事なんだと道徳教育をかましておきました。心には響かなかったようですが。
誰が悪いでもなく、ここまでだよ。っという解散号令をかけた15分後には自転車は消失しておりました・・・
その後、甥も含む子供たちが五、六人で遊んでいるにもかかわらず、入って行こうとしない姪をうまく誘導し仲間にさせ(思春期の心を傷つけないようにうまく誘導できたのではないかと)、適度にその中に絡み(もっと絡んでいたかったが)、帰る前にはしばらく遠くから見守って叔父の役目を果たしたつもりです。
自転車についてはわたしほうから作業中ずっと寝ていた父親に買ってあげるように要請。
その頃、わたしの兄はネットの調子が不調だとか、オンラインゲームの課金の方法やらをわたくしに尋ね、部屋にカラムーチョを散乱したまま仕事に行ったりと、なんだろうこの家は・・・という感想を次男(わたくし)に残しました。
どうにかして、甥と姪にマトモに育つ環境を与えたいという無駄な努力で試行錯誤のわたくしに、クリックをいただければ嬉しい・・・

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