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『どうして結婚しないの…?』

あなたが控えめに尋ねる


怖いの…

大切に思っていても
結婚という形をとることで全てを失ったら…

そう思うと怖い…

出会ったことさえ後悔することになったら…

子供じみた私の答え


『してみなよ…してみなきゃわかんないよ…』

優しくあなたが言った

まあるい月に雲がかかって都会の夜が霞むくもり


4年前のある春の日、遠くへ転勤するあなたを
部屋で一人…密かに泣きじゃくって…

あなたの前では強がりな笑顔で送り出した。

大好きだった

優しくて
大きくて

いつかは遠い地へ行くのだと知ってはいたけど…
1日でも長く一緒にいたかった


あの春の日…桜

もう会えないかもしれないと思った

別れを覚悟した私のあなたへの思いは、
誰にも知られず春の正午の光の中にキラリと消えたキラキラ


そのあなたが4年越しで私の背中を押す


あなただから言える

あなたにしか言えない


『結婚してみなよ、きっと大丈夫だよ。』


あなたは帰ってきた…

今…ここに…

きっと私が臆病者で一生を終わらないように

きっと私の背中を押すために

あなたは帰ってきた…


食べかけのアイスキャンディーを私の手から取り上げて…

『残りちょーだい』

なんて言って…
その口に頬張るのね


今、私をその優しい瞳で包み込み…笑顔をくれるニコニコ

ずるい人ドキドキ

人の気持ちなんて…
揺れて 弾けて 消えていく

本当の気持ちなんて
どこにあるんだろうね…


結婚キラキラ

気持ちではなく…
意志なのだろうか…


その日がきたら…
お願い もう一度背中を押してベル

そして、頑張れパンチ!って明るく笑ってねキラキラキラキラキラキラ