よく、虐待は連鎖すると言いますが
離婚も連鎖するらしいです



以前、そのような記事を読んだことがあります






ほんまかいな?
と、いうのが卒直な感想でした





まず、虐待の場合受ける側は子供です
家族という小さな社会の中で
親は絶対です


親がする事は正しい、もしくは
正しいと思い込む事で
小さな心を必死で守って生きています



やがて大人になり子をもち
子育ての壁にぶち当たった時

自分が受けてきたことも正しかったはずだと

親の行為を正当化するところから
虐待の連鎖は始まります



どこかのタイミングで
親のしてきた事をはっきりと否定する機会が訪れれば
反面教師になり得て
断ち切れるのだと思いますが

実際はそんな単純でないかもしれません…




では、離婚も連鎖するのか?


と、離婚してから
チクッとする瞬間が何度か訪れてしまい
過去の自分と向き合う事にしました



と、いうのも私自身が両親の離婚を経験しています




統計的にはやはり
親が離婚している家庭で育った子供の離婚率は高いようですが

それは、連鎖というのかな?



そもそも、離婚は悪いこと

その認識が、間違っているではないか

虐待は絶対に駄目だけど

離婚は絶対にダメとは言い切れないでしょ?




そして、結論



離婚は連鎖するのかもしれないが

悪い影響を受けた結果であるとは
限らない






と、思う

今の時代
正確ではないにしろ、3人に1人は離婚する時代に突入しているらしい



子育て世代では、あまり周辺で聞くことはないので実感しにくいが
子育て終了後に(50〜60代)
離婚した家庭は、確かに多いと感じる




みんなすごいと思います

子供が成人するまでは、と我慢している人達が山程いるんでしょうね





離婚は連鎖する、といわれる要因は
色々ありますが


離婚に対するハードルが低くなるのは
間違いないでしょうね



実際、私がそうですから………




だって、親の離婚で辛い経験をしたわけでもなく



惨めで悔しい思いをしたこともありません


子供のために絶対に離婚だけは駄目だと
一度でも、頭をよぎったこともない



もちろん片親ですから 
金銭面で進路の幅が狭くなったことは
確かです



でも
学費や仕送りなどを考慮して
進学先を選ぶのは
両親が揃っていても同じですよね





両親揃っている友人は
せっかく大学へ進学しても、勉強そっちのけで
アルバイトばかりしていました



片親が多いといわれる素行が悪いヤンキー君達も

リーダー格は裕福な家庭の子供だったというのは
よくある話し




あくまでも私の場合は
母親に愛され、親戚や友人、学校の先生などにも
恵まれていたのか

辛い経験した記憶もなく



私自身が離婚を考えたときも、こんな環境なら
離婚したほうがマシだと
すんなり受け入れる事が出来ました


逆に配偶者に辛い経験を強いられ
嫌気がさして
逃げ出したいにも関わらず


親が離婚を許してくれないとか

世間体だとか


極度に将来が不安になって、離婚を決意出来ない
我慢するしかない


なんて、離婚するよりも過酷じゃないですか


いがみ合い、文句ばかりの両親を間近で見て育つ方が悪影響だと言われていますし


離婚しないことで、親も子も
不幸な人生もあるのかもしれない



そもそも

結婚自体が
人生の墓場と言われてるくらいで(笑)

結婚も離婚も、幸にも不幸にもなり得るのです

本人次第で




離婚など親の身勝手で
子供から父親(母親)を取り上げるなんて
可哀想?

なんて、大人の勝手な幻想です



親が揃っていようが
離婚していようが

子供が幸せなら、それが一番なはず

両親が揃っていても、愛されている実感がなければ
不幸です




そして
離婚そのものが可哀想なのではなく



離婚してから
大好きな父親(母親)に会えなくなることが

子供にとって、最大の不幸です






と、私は思います





続きます



近所で見かけた可愛い花
サクラソウ、というらしいです