先日、仕事途中でランチ時間に
牛丼店に入った。
オーダーはいつものパターンで
並盛と生卵とサラダ。
そして隣に二人の男性老人がやってきた。
そこまでは良かった。
座り始めるやいなや隣にいる二人の
男性老人の一人が生卵の
蘊蓄(うんちく)を語り始めた。
彼らの話を簡単にまとめると
どうやら「生卵の白身を食べると
体に毒だ」という話だった。
年寄りの健康話は結構だが、
隣に生卵をオーダーしている人も
いるであろう場所で根拠もあやふやな
無責任でデマに近いような
蘊蓄は語るべきではないのに。
よりによって私が生卵を箸で
軽くかき混ぜている時に・・・
「全く・・・」
それでもへんてこりんな老人に
負けてはならぬと、そこは
オーダーしたものを食した。
やはり牛丼に生卵はうまい。
へんてこりんな老人が何と言おうが
うまいものはどう考えてもうまいのだ。
ちなみにそれだけの蘊蓄を
語っていた老人がオーダーしたものは
牛すき鍋定食。
さぞかし白身はおろか生卵も
残すのかと思いきや・・・。
生卵を残すところか、白身と黄身を
分けることなくかき混ぜて、
始めの一口で「うまい」と言い出す
始末。そしてガツガツ食べている。
己が語った生卵の白身話はどこかへ
行ってしまったようだ。
老人のギャンブル話と昔の女の話と
健康話はいい所3分の1を聞いて
おけば良いだろう。
もちろん、素晴らしく尊敬できる
お年寄りの話は傾聴すべきなのだが。