やっぱり無理だった | はなと高次脳機能障害

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恥ずかしながら、保険未加入な私。
旦那さんが事故にあって以来、保険のありがたみを身にもって体感し、落ち着いたら保険に入ろう…と思いつづけて早2年半。


やっと行動開始。
保険のことはさっぱり分からないので、とりあえず近所の保険の窓口へ…。


私の保険だけど、旦那さんにも説明聞いてもらったり、ぼーっと生きるのではなくいろいろ考えてもらおうと、二人で出かけました。


が!!!



私がバカだった…ガーン




いろいろ説明を聞きました。
2時間くらいいました。



はじめの1時間くらいは真剣にきいていました。どこまで理解しているかは別として、質問したりそれなりに対応していました。


そして1時間くらい過ぎた頃、隣でこくりこくり…


ね、ね、ね、寝てるー!!!叫び叫び叫び



仕方ないけどさ。
1時間がんばったけどさ。


旦那さんのことはさらっと説明してたけど、担当の方も気まずそう…


大事な相談なのに、寝る旦那さんなんて、他にいないだろうな…ドクロ



その後、トイレに席を立って目が覚めた旦那さん。



今度は高次脳のオンパレードで、自分の入院中の数々の奇行(お尻丸出しでトイレから出てきていたこと、禁止されているのに病院を抜け出し、ラーメンを無銭飲食して病院中に顔写真が配られていたこと)をペラペラと話し出し…



子供がいると言っていた担当の方に、たまたま同じ名字というだけで自分の同級生の一人がその方の子供と思い、○○さんがお子さんですか?とききだしたり。


ちなみに、担当の方はどう見ても私たちと同年代。
その方の子供が私たちと同級生であるはずがない。
あとから聞いたところ、担当の方を50代くらいだと思ったそうで…。
何故に…シラー


担当の方が席を外したときに、もう!関係ないことをペラペラしゃべらないで!!
おとなしく話をきいててよ!!と切れる私…。


そのあと、静かになった旦那さん。
今度は携帯をいじり出す。
そして、担当の方の話を遮って、あの~これって○○さんですかね?と割り込んできた爆弾


相談に行った窓口をネットで調べていた模様で、そこに相談の様子として載っていた写真に担当の方が写っていました。



もーーーーーーーーーむかっむかっむかっ



ぐったりして帰ってきました。




ふと考えてみました。
旦那さん、場にふさわしくない言動が目立つのは外出先が多い。

例えば、自宅に二人でいるときはほとんどないんですよね。

ただ、外出をして第三者と接する場面になると、途端に高次脳が顔を出す。


それは初対面の人だけでなく、会社の同期とか友達が相手でもそうだし、私の母と会ってもそうなんです。


多少テンションが上がったり、気を遣うと高次脳が出てくるのかなーと考えたけど…。


でも、たぶん最も気を遣わないであろう旦那さんの実家での様子を見ていると、これまた普通じゃない…。


なんだろう?気を遣わない相手で、なおかつ一対一だといいのかな。
コミュニケーションをとる相手が複数になると、うまく対応できなくなるのか。




相談に行って以来、保険のことは気になるようで、会社はどこにするの?とか、あれを迷ってたけど、どうするの?とか聞いてはくる旦那さんですが。


これから、保険の相談はもう絶対に一人で行くことに決めました。


実際にそれから2回、一人で行って、契約してきました。



だけど、保険の申請の指定代理人?とやらを決めなくてはいけなくて、とりあえず旦那さんにしたところ…。
今度、申請の説明などするために旦那さんも連れてくるように担当の方に言われました…ショック!


今のうちから憂鬱です!!!!!


それより、私にもしものことがあったとき、旦那さんに保険の申請などなどできるのか?

いや、きっとできない…



かと言って父や母も私よりはやく亡くなってしまうわけで…



こんなとき、旦那さんが障害者という事実を重く感じてしまいます。



夫婦で相談して決める大きな契約も相談できない。
いざというとき、頼りにできない。



全てを一人で動いて決めて行くことの重圧…。


これから、子供を持ったりしたら、一体どれだけのことを私一人で決めていかなくてはならないだろうか。



私にできるかな…。