こんにちは。

先日古民家再生のご相談で現状把握の為、お客様の所にうかがいました。
300年近い建築で先祖代々の想いが詰まったお宅であるとのことで、何とか再生したいとの要望です。
 
写真は個人情報の関係でまだ載せられませんが、小屋裏の写真だけ掲載します。
昔の梁組は格好いいですが、改装プランからすると少し組み替えないと行けなそうです。梁がいびつな形や松梁等使用されていて格好いいです。私個人的に現存するお城を見るのが趣味ですが、こういう梁組の見た目大好きですラブラブラブラブラブ
 
 
建物自体はやはり古さもあり多少のくるいがありますが、思ったよりは少なく、しっかりした建物でした。ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ
 
 
そのお宅で見た合板です。いつ貼られたものかわかりませんが、やはり糊で貼り合わされた合板は湿気等でバラバラになるなと思いました。逆に、この建物のような無垢の構造を蒸れないように施工すれば300年以上も耐久性があるという実証になっています。
 
 
 
価格はもちろん大事ですが、過度に削減しようとすると、構造材などの耐久性を下げる要因になります。しっかりしなくてはならない所は最低限やっておかないと、20年後、30年後また大きなお金をかける事になると思います。この辺は弊社のこだわりで、譲れない所です。
 
 
 
そのこだわりは、自己満足ではなく、お客様の為になると信じてこれからも提案していきたいと思います。
 
長谷川 聡でした。