先週から今週にかけハローワークで訓練説明会と当校の施設見学会を行いました。
職業訓練は３ヶ月間学び、知識やスキルを身に付けて就職に繋げることが目的です。税金や雇用保険の原資で運営していますのでテキスト代のみで受講ができます。
当校の施設見学会に来校された方は訓練に興味があるから参加しているとは思いますが、その訓練を受けて向かう業界や職種に関して調べていない方が多いように感じます。
この業界は年齢はいくつくらいまで採用されますか？
就職先の○○はどんな職種でどんな仕事でしょうか？
このような質問は求人情報をしっかり見て内容を掴めば分かることです。
・求人がどのくらいあるのか
・どのような人材を求めているのか
・いくつくらいの年齢まで就職可能か
・どのような雇用形態の求人が多いのか
そのようなことを求人情報から業界や職種を調べ３年後、５年後には自分はどうなっていたいのかと、すり合わせて希望する訓練を決めることが重要です。
また、これからの時代は社会保障費が膨らみ、年金受給年齢が上がり、健康保険・年金等の徴収される金額も上がる傾向です。
現在、バリバリ働いている３０代・４０代の方は老後は先だから関係ないと思う方もおりますが、この年代の方は住宅ローンを抱え、お子様の教育費もかかり、貯蓄がなかなかできない年代です。
今後はある年齢まで働かないとやっていけない時代に間違いなくなります。
そこで介護関係で当校に学ぶに来る方の理由として４０～５０代の方は介護分野で経験を積み、上位の資格を取りながら長く仕事をしたい。できれば６０代後半までキャリアを積みながら仕事をしていたい。年金ももらいながら収入も得て、社会に貢献しながら働きたいと考えている方が多い。
今問われるのは５年後、１０年後自分はどのようになっていたいか。
この問いに対して導き出した答えが受ける訓練の種類だと思います。
今、盛んに流されるニュースの中に「2025年問題」を聞いたことがあると思います。団塊世代が2025年には全員75歳以上（後期高齢者）になるということです。
これは介護施設や介護スタッフがさらに必要になり、パナソニック、ソニー、オリックス、損保ジャパン、ベネッセなど大手企業も続々参入しています。
介護関係に興味がある方は職業訓練から介護スタッフを目指すことが良いと思います。
相談や申し込みは管轄のハローワークとなります。
１０年以上の実績がある７月開講「介護職員初任者研修＆音楽療法科」も検討してみてください。
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