受講生須田さんの「インテリア・エクステリア科奮闘記」の4回目です。
「表札」
それは家の”顔”といっても過言ではないでしょうか。
(そうなのか…?)
云ってみれば”家の名札”・・・ってそのまんまですが・・・
今日は表現伝達法という授業の中でやった表札のデザインについてお話しします。
デザインするといいましても、それにあたっての要素というのは色々あります。
素材、色、形、字体 .etc・・・
まずは字体から考えようと思った私は、とりあえず漢字とアルファベットの2通り
考えることにしました。
ひとつ基準を設けるとアイディアとはどんどん広がっていくものです。
(実際はそんなに甘くはないが)
そうして最終的に4つの表札をデザインしてみました。
1つ目は漢字の木製の表札。
木材に文字を切り貫き後ろからライトを当てて文字を光らせるというデザイン。
木材はカリンや黒檀などの少々色味の強いものを使うのがポイントです。
(凄い高くつくが)
2つ目はアルファベットの金属の表札。
ひとつ目とは逆に文字だけを切り抜いたデザイン。
只、これだけだと強度がないと思い、ある程度の強度を確保すべくアイビーを絡ませました。
(これまた高くつきそう…)
3つ目はアルファベットと漢字の石作りの表札。
石のプレートに名前をプリントするという至ってスタンダードなデザイン。
これまでつくった表札は些かデザイン性が強かったので、一般的なものがあった方がお客様に提示しやすいだろうと思って描いてみました。(課題の主旨とズレてるような…)
4つ目は提灯(ちょうちん)をモチーフにしたガラス作りの表札。
ガラス作りなので後ろにライトを当てて提灯を光らせるという作りです。
居酒屋やら寄席やらによいのではとデザイン最重視でつくりました。
これで顧客拡大ですな!
(そうなのか…?)
このようにコンセプトを元に順序立てて考えていくのは物作りの定石といってもいいかもしれませんね。(偉そうに…)
ところで、これは授業中でのこぼれ話なのですが、表札というものができたのは明治時代の頃だそうです。
よく時代劇で御庭番やら隠密が尾行の末屋敷の表札を調べるなんてシーンがありますが、あれは
全くの嘘とのこと。
これを聞いた私はあまりのショックで大好きな「暴れん坊将軍」を当分見ることが出来ませんでした。
こんな「83へぇ~」は確実にいくような豆知識を得ることが出来るのもこの講座の魅力のひとつではないでしょうか。。。なんてね!
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