透析 | だりあとアンジュとティータイム

透析

こんばんは。
タイトルの透析はだんな君のことです。

5月から遺伝性疾患の多発性嚢胞腎のため血液透析になっています。

振り返ると、今年1月お正月の時からお酒も飲みたくない、食欲もなく体重も減少傾向。
もともと多発性嚢胞腎による高血圧のため病院には定期的に受診をしていたので、私もあれこれ言わなかったのですが、明らかに痩せてきているし疲れやすいため心配になり、だんな君の実家にも相談していました。
義父が同じ病気で透析しているのですが、電話で相談しても、クレアチニンはギリギリ10まで大丈夫と言っていたり、なんだか考えのズレを感じていました。

義母が生体腎移植のドナーになってもいいと言ってくれていたので、東京女子医大で移植の予定で動いていました。
しかし、5月にはクレアチニンも10を超え、本人もつらく病院を受診して、緊急透析になり首からカテーテルを入れて、入院、透析スタートとなりました。

並行して生体腎移植の準備でだんな君も義母も検査していて、移植日も決まっていたのですが、何度目かの検査の時に義母の腎臓の動きが悪いと伝えられ義母からの移植は無しになりました。
東京女子医大からの帰り道は、駅ですれ違うサラリーマンを見るたびに世間の流れから取り残されたような、私たち夫婦は別の流れの中に放り出されたような何とも言えない寂しい気持ちになりました。

7月にはシャントを作り、腕からの透析となり現在に至ります。

週3日の透析をしているのですが、いずれ私がドナーとなり移植するのか、どうなるのかわかりません。

だんな君も今は仕事しているのですが、今後どうなっていくのかもわかりません。

不安もありますが、だんな君の病気のことはわかっていて結婚しましたし、一番ツライのはだんな君なので私は支えていくだけです。
ただ、本音を言うと、遺伝性の疾患なのでだんな君が本当にかわいそうで、しかも義母から移植してもらえると思っていたのにダメで、義母からは「恨まないでね」って言われて。。。

私のこの病気に対する認識も甘かったのは悔やまれます。だんな君は今まで元気だったから、もしかしたら、このまま過ごせるかも。。。いずれ透析になるとしても退職する年齢くらいかもって甘く考えてました。

まぁ不安だらけですが、楽しいことも計画してます。
前向きに過ごしていきたいと思います。