なぜ時折一方的な値動きとなるのか?
50~100pipくらいの適度な値幅で動き、いい感じで稼いでいたのに、
突如一方的な値動きになる。よく見られる光景です。
単純に考えれば「買う人がそれだけいるから」「売る人がそれだけいるから」
ということなんですが、ちょっと視点を変えて考えてみます。
市場はゼロサムです。お金は湧いて出てきません。
自分が得をするということは、どこかで必ず損をした人がいる。
自分が損をするということは、どこかで必ず得をした人がいる。
それがゼロサムです。
では、一定の値幅で相場が動くとします。
割と儲けやすい展開です。「皆が得をする相場」です。
これが続くと、皆が利益を出し、潜在的にマイナスを抱えた市場になります。
市場はゼロサムですから、やがてこのマイナスを吸収するため、「皆が損をする相場」になります。
損をする相場とは、ストップロスを巻き込む展開、つまり一方的な展開です。
一方的に値が進めば進むほど、投資家の損失は増えていき、やがてゼロサム経済は
均衡の状態、さらには均衡を超えプラスを抱えた市場になります。
この繰り返しです。
この理論をもとに考えれば、今週、先週と一方的に値をあげていったユーロ、ポンドの動きも
わかる気がします。
そして今、この動きが反転したとするなら、それはもう十分に皆損失を出したということです。
行き過ぎた相場は強力な反発力を生み、次は利益が出る相場になるということになります。