You Tubeで動画が見つかったので、
前回のColumnに埋め込んでみました。
天使にラブソングを、も埋め込んでみました。
・・・もっと早やくに埋め込めばよかった。
それはさておき。
今回は、GOSPELとしても有名なのその歌詞について考察したいと思います。
【Vol.4:Amazing Grace】
Amazing Grace、世界的に有名な曲です。
You Tubeを見てたら、こんなの見つけました。
Amazing Graceの曲についての歴史です。
英語なので、掻い摘んで訳します。
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John Newtonさんという人がいました。
彼は、奴隷貿易商でした。
彼は、何千という男性、女性、そして子供を、
アフリカの大地から奴隷取引の場へ運びました。
1748年のこと、大きな嵐が訪れ彼の船を沈めてしまう勢いでした。
彼は、神に祈りました。どうか助けてください、と。
その晩、彼は神は本当に存在し、人々の祈りを受け止めてくれることを知ります。
たとえそれが、彼のように人身売買を行っているような男であっても。
その後、彼は聖職者となりますが、自分の過ちを悔やみ続けます。
そして、ある聖歌を書き残しました。
"信仰の見直しと期待”という聖歌を、1772年のことです。
その聖歌こそが、今日の"Amazing Grace”なのです。
この歌は、恐らく歴史上もっとも親しまれてる歌でしょう。
とても短い歌詞ではありますが、
絶望の中頭を上げ、いくつもの心をやさしく包み、
Amazing Graceは独立戦争の双方で歌われ、
そして、
アメリカ・インディアン涙の跡に捧げるリクイエム(鎮魂曲)として歌われた。
市民権に抗議する人々は、自由への行進曲として、
うだる様に暑い8月のあの日、キング牧師が彼の夢を語った時にも
もちろん歌った。
Amazing Graceは、マンデラ大統領が拘置所から開放されたときも、
ベルリンの壁が崩壊したときも、
そして、9月11日、アメリカ同時多発テロのときも、
喪に服す世界中で歌われた。
Amazing Grace、それは、ハリケーン・カトリーナが襲来したときも、
朽ち果てた街の再生を祈って歌われた。
神の恩恵は、何かを変える力がある。
過ちを正し、そして、かつて奴隷貿易に携わっていた男が、
奴隷の自由のために戦うようになるような、そんな変化をもたらす力が。
”数々の危険、苦難、そして罠を乗り越えて、
私達はすでにやってきた。
神のお導きのままに、遠くからここへ。
神のお導きがあって、帰るべき場所へ。”
John Newton
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Amazing Grace, how sweet the sounds
That saved our wrech, like me
I once was lost but now I found
Was blind, but now I see
訳)素晴らしい神のご加護、なんてやさしいのでしょう。
私のような、だめな人間まで、救ってくれた。
私はかつて、見失っていたが、でも今は見つけた。
盲目だったが、今は、見える。
リンカーンによる奴隷解放宣言により、
奴隷貿易は禁止され、黒人の差別は徐々に緩和されている。
肌の色や目の色で、差別されること無く、
平等に暮らせる今の世の中。
その中でも日本は、戦争もなく、飢餓も無く、不況とはいえ、
世界の貧困国に比べたら、びっくりするくらい恵まれた
幸せな生活ができる場所。
でも、恵まれすぎたからこそ、見えなくなっているものもある。
Amazing Grace、その美しい旋律が、思い出させてくれた。
歌うことの喜びを、そして、皆で何かを作り上げる素晴らしさを。
あまりに恵まれすぎていて、自分が何をしたいのかも、見失いつつあった。
でも今ならわかる、歌いたいという気持ちが。
そして今なら言える、歌いたい、と。
詩~Ri:choirsなりに、Amazing Graceの解釈するとこんな感じでしょうか。
4月12日、心をこめて歌います。
お楽しみに!