火曜夜練のTTの距離が2kmにのび、ペーサーの大人たちも大変です(笑)


昨夜はヨネマルさんのご指示通り、A班で7分半を目安に引っ張りました。


後半、落ちていくかなと予想しましたが、

最後までくらいついてくれました👏👏👏

キロ3分45秒ペース。大したものです。




小学4、5年生ではもう十分過ぎるぐらい速いと思います。


あくまで個人的な意見になりますが、

走力がこのレベルに達しているのなら、身体作り、フォーム作りをしっかりやり、この後、さらに伸びていける余地を増やす方にシフトして行った方が良いのではないかと思います。




接地の音を気にしたことはあるでしょうか?


低学年の子に多いと思いますが、

「ズッズッ」と足を擦るように走る子がいます。

ジョギングペースになった時、顕著にわかります。

こういう子はだいたいフォームに問題があります。


背筋を伸ばして体に軸を作り、膝を真っ直ぐ前に出し、(空き缶を潰すように)身体の真下で地面を踏んで反発をもらう、という動作の連続で走っていくと思いますが、

体幹やお尻などの筋力が弱いと、腰が落ちた走りになり、足を擦ってしまう原因になるように思います。

必要以上に膝を曲げて接地するクセがついていると厄介です。


うちの長男も、低学年の頃はまさにこの音がしました。


今では小学生として十分に腰高なフォームになりました。正直、私なんかより全然キレイなので、中学以降、陸上をやるなら勝手に伸びていくことでしょう。本人がどうするかは別として😅




家の整理をしていたら、

自分が3年生の頃の2kmのマラソン大会の賞状が出て来ました。我ながら驚きですが、8分切ってますね。時代はまだ昭和です😆



小学生の頃は陸上はやっていないので、せいぜい体育の授業くらいでしかまともに走ってなかったと思います。


代わりに、4年春まで水泳を週5か6でガンガンやらされていたので(さらに週1でサッカーも)、心肺だけは強かったようです。



水泳はここで燃え尽きて、スクールを不登校になり、引退しました。一緒に泳いでいた子らはその後、インターハイに出たり、入賞もしていたので、今となっては惜しいことをした気もしますが、全く後悔はありません。

暴言や暴力的な指導こそなかったものの、人をマシーンのように扱って練習させまくる指導者や親のエゴが見えたので、小3、4ながら反抗した記憶があります。コーチから引き止めの電話がかかってきた記憶もありますが、全く心に響きませんでした。

自分は何のために泳いでいるのかわからなくなり、楽しさも消えました。スポーツをする上で、こんな不幸なことはないと思います。

※今は楽しく泳げます。



話を戻しまして、

対策としては、


腹筋 →プランクなど

お尻周り →スクワットやランジ


といった自重トレを、少しずつでもいいので、取り入れると良いと思います。



目線より少しだけ高い壁が目の前にあると思って、向こう側を見ようとしてちょい背伸びして走る「のぞき見」走りも、効果があると思います。


動き作りのドリルをやる時も、漫然とこなすのではなく、しっかりポイントを意識してやるだけで、変わると思います。

みんな、だーまえさんの指導は、耳の穴をかっぽじって聞いて、ちゃんと実践しましょう。




引っ張っておいて言うのも何ですが、少なくとも小学生のうちは、無理は絶対にやめましょう。

自己ベスト更新が素晴らしいことに違いはないですが、「記録中毒」に溺れるのではなく、まずは身体を作るところから、走りを磨くところからいきたいものです。


個人的な好みですが、

相澤選手のような、楽そうに走っているのに速いという美しい走りを目指してほしいなと思います。