本日予定されていたドリーム夜練が中止のため、土曜日にある長男の小学校の持久走大会(1.1km)に向けた自主練を父子で取り組みました。


ヨネマルさん、どうぞお大事に。


1kmTT、250m×4-5、400m×3の3択から、

長男が400をチョイス。


全力は出さずに、フォームを意識して、80秒以内で3本を目安に実施。



私にピタリとついて、79、74、76でカバー。


長男が400のタイムを計るのは4年生以来。記録を見返すと75がPBでした。

本気で1本なら何秒出るのか楽しみになりました。



持久走大会は過去、

1年 30位台(本人も親も記憶なし)

2年 16位

3年 2位

4年 1位

5年 なし(転校中)   でした。


転校前までは、男女一緒でしたが、男女別になったようです。

以前は、前年の順位でスタート位置が決まるというポールポジション的なルールが存在し(3年生の時はそれもあって勝てず)長男の場合、どんな扱いになるのかな😅


ここ2年は、後々を見据えて、中距離の練習はほどほどで走り込ませずやってきたので、同級生たちに追いつかれているかもしれませんが、勝っても負けても、全力で頑張ってくれたらそれで良し。



話が飛んでしまいますが、

子どもよりも真剣になりがちなママさんたちへ。


記録や順位、誰に勝った負けたを追いかけるよりも、お子さんがけがなく、陸上を楽しめる環境づくりをサポートしてあげてください。

小学生の時の記録なんて、正直、後々何の役にも立ちませんから。むしろその後伸びなかった時に、「小さい頃は速かったんだけどねえ」と言われるほど、虚しいものはないと思います。


どうせ真剣になるなら、目先の大会ではなく、高校生以降に成長できる土台をどうしたら大きくしてあげられるかに、注力してほしいなと思います。


通常練習に夜練、強化練習会、すごくたくさんある大会を含め、ドリームの活動を全部、全力でこなすとなると、かなりの強度になります。

お子さんがどこかを痛がっていたり、疲れているようでしたら、迷わず休ませてください。ママにかかる負担が大きくなるので、私のようにマッサージまでやりましょう、とまでは言いませんが。


各ご家庭で考え方はそれぞれだと思いますが、スポーツ推薦狙いで中学時代に無理させるとか、愚の骨頂だと思っていますし、そこは、私が師と(勝手に)仰ぐ TTランナーズの仲井代表とも意見が一致したところでした。

※特定の誰かを意図して書いていませんが、表現で傷つく人もいるとの指摘が入りましたので、「私は同感できません」に改めます。


仲井代表は伝説の指導者、中村清監督率いる早大の箱根駅伝優勝メンバー(区間賞も獲得)で、元トヨタ自動車監督。TTランナーズは、箱根ランナー8人を輩出した愛知•豊橋の地域クラブです。100回大会には中大の吉居兄弟含め、4人がエントリーしています。コーチは実業団経験者が多く、スポーツドクターや栄養士の方もサポートされています。

成長期に筋肉が硬くなることを防ぐため、ここでは原則、小学生をタータンで走らせないそうです。見学させていただいたときは、某A地区のような公園の原っぱでミニハードルのドリルや、ちょっとしたリレーをやっていて、それだけで十分だとおっしゃっておられました。練習時間は土曜日の午前中で2時間ほどでした。

(ちなみにトライルACは1時間半)


小中学生の駅伝の弊害も…。みんなで頑張ったご褒美として全国大会など上のステージで戦えるのはとても喜ばしいことですが、指導者も親も一生懸命になりすぎて、子どもをけが寸前まで追い込むような走り込みが横行する現状を憂いておられました。

今では中学生も普通に履くようになったカーボンプレート入り厚底シューズも、股関節周りのけがにつながるため、高校生でさえも禁止とのことです。履けば他の子よりも速く走れるからと、安易に小学生に履かせるのは問題外だと個人的には思います。

小中学生に靴紐の結び方を指導し、なぜ紐をしっかり締めなければならないか、という理由までちゃんと教えていた仲井さんに、私は感銘を受けました。


ちなみに、選手のタイムは把握はしていても、クラブの歴代記録などの一覧は、この世代ではマイナス要素(子どもも親もタイム、記録偏重になる。親同士がマウントを取り合う道具になる…)の方が大きいとして、作っていないとのことです。タイムを指導で持ち出すとすれば、「あの選手は●歳の頃、何分何秒くらいで走っていた。君も同じくらいで走れているんだから、自信持っていいよ」みたいな言い方でアドバイスする時に使うとも言っておられました。


かわいい我が子を応援して、頑張る姿に感動をもらうのは私も同じですが、親や指導者の満足や感動が主目的になると、話は別だと思います。本当に大事なものは何か、時々立ち止まって考える必要があると思います。

自戒を込めてですが、熱心さ余って毒親にならないように気をつけたいものです。