新津油田金津鉱場跡に行って来ました。
新潟の地層は海底から山の様に盛り上がって出来ているため、最上部に油は溜まることにより比較的浅い位置で採油出来る様です。
世界でも珍しい事のようです。
金津鉱場は明治末期から平成8年まで油を掘っていました。
この町に入ってくると匂いがします。
そう!重油の匂いです。
重油のポンピング機はどんどん機械化していった様です。
地下から重油を吸いだす機械です。
水と混じっているのでタンクに入れ時間をかけて分離ささます。
これが油槽のようです。
掘削点はいくつもあり点在しています。
石油の里、掘削用のやぐらやポンピングの機械が至る所に展示してます。
水分を蒸発させる「加熱炉」
熱で水分を蒸発させる炉です。
「石油の世界館」
最初に発掘、日本の石油王となった「中野邸」
閉館中でした。
付近の川。
重油がまだ出ている様です。
河川に流れない様オイルフェンスや吸着マットなどで対策しているようです。
ただ商売するほど出てはいないようですね。
新津は油田の発掘、製油所、油船での運搬〜鉄道の発展等、明治からどんどん発展していった街のようです。