元カレの事を思い出しつつも
連絡先さえ分からない状態だったし
今まともな道へ進んでいるとは限らない

現実を考えたら
旦那さんとの将来にかけるしかなかった

子供達と食事をしてから少し経ち
娘が中学に上がると同時に
子供達とLINEをやり取りする様になった
娘は酔っ払った旦那さんや
息子とケンカしてる旦那さんの
動画等を送ってきたり(笑)
友達の様な会話が多く
割りと頻繁にやり取りしていた

そんな中
一緒に買い物に行きたい
娘から初めてのお誘いがあり
旦那さんと娘と私の三人で待ち合わせをし
そこで旦那さんとは別れ
二人で買い物に行く事になった

久々に会う娘は中学で始めたテニスの効果で
背が更に伸びスラッとしていて
別人の様になって現れ驚いた
女の子の成長は本当に凄い

先ずは二人で初めての食事に行った
好き嫌いも多いし食べ盛りだと思い
バイキングを選んだのだが
予想以上に少食になっていた

娘は照れながら色んな話しをしてくれた

お父さんと一緒だと気が急くし
洋服も選んでくれないからつまらない
そう言っていた

私はセンスは良くないし
若い人の流行りには疎いが
娘に似合う洋服を探し
頑張ってアドバイスをした

その当時の彼と夏祭りデート用の洋服で
娘が幸せそうで私も嬉しかった

買い物も一通り終わり別れて
家に着いた後に旦那さんと娘から
それぞれLINEがきた

凄く楽しかった
娘が旦那さんに言ってくれたらしく
旦那さんから喜びとお礼のLINEだった

また一緒に遊びたい
娘からもそうLINEがきた
私も本当の娘との買い物みたいで楽しかった

息子は小学校からソフトボール
中学に上がると野球を始め結局
大学を卒業するまで続けた

一応ピッチャーのポジションで
よく肩や肘を壊し整体へ通っていた
旦那さんが連れて行っていたのだが
三交代勤務でどうしようもない時があり
連れて行ってくれないか?
私に連絡がきた
私は全く構わなかったが
思春期の高校生の息子と
お父さんの彼女と言う私の立場で
二人きりで行くのは嫌じゃないのか?
それだけが心配だった

俺の彼女に整体へ連れて行ってもらうか?
旦那さんが息子に聞くと
行く
躊躇する事なく息子の返事が返ってきて
何か気が抜けて笑ってしまった

今だにそうだか
良くも悪くも何も考えてない息子(笑)
だから二人きりでも全然平気で
帰り遠回りしてドライブした事もある
息子も高校生にも関わらず
彼女や色んな話しをいっぱいしてくれた

この環境で二人とも
本当に素直に育ったなと不思議に思う

そのお陰で私はすんなり受け入れられ
子供達ともすぐに仲良くなれた

何回か送迎や遊びを繰り返していくうちに
まだ結婚しないの?
子供達から聞かれた

私はしたいんだけど
お父さんがね…
私はそう言って笑うしかなかった

子供達は私とお父さんが結婚する事も
私が母親になる事も構わないと言ってくれた

問題は等の本人である旦那さんが
何を考えてるのか全く分からなかった
子供達との関係は築けても
なかなか先に進まなかった

それには私の知らない所で続いていた
旦那さんの気持ちが固まらない
理由の人?人達??がいたからなのだ












元カレは本当に私の地元から
2時間ほど離れた場所に住んでいた

近場だと入り浸ってしまうからと
恋愛依存性な私にわざと神様が
遠い人ばかりに出会わせてる気がする
私が知り合う人は遠距離ばかりだ(笑)

でも遠距離だと逆に会いたくなる
そして私の悪い癖が出てしまう

夜中でもいつでも
相手の都合に合わせてしまうのだ
だから2時間の距離なんて
私にとっては苦でもなかった

元カレとはよくお互いの中間地点である
牧場の駐車場で会っていた
星は綺麗だったが何もなかった(笑)

夜中に車のライトの下で
バトミントンやキャッチボールもした(笑)
今思えば変なデートだったが
何より一緒にいられる事の嬉しさと
素直に楽しかった

たまに話してくれる友達や
仕事の話しを聞くのも凄く楽しかった

たまにホテルに行ったりしていたが
夜中の真っ暗な誰も来ない駐車場
何もしない訳がない(笑)

たまに大型トラックの手伝いもしていて
一緒に行こうや
当日に急に誘われたりもした

助手席から見る元カレの横顔と
運転の上手さに見惚れていた
本当にカッコ良かった

元カレは昔なかなかなヤンキーだったらしく
友達や後輩が多かった
だから仲間との約束を優先されたり
約束をすっぽかされたりした事もある
それでも仲間を大切にする所も大好きだった

しかし
この顔の広さが行く行く
私にとって嫌な道へと繋がっていく

元カレの体には消えない絵も沢山あった…












数少ない元カレの中でも
今でも忘れられないと言うか
未だに好きな人がいる

その元カレと知り合ったのもサイト
その時も旦那さんの時と同様
太っていても大丈夫な人
そう素直に書いた

私は自分に自信が無いから
会ってガッカリされるよりは
初めから写メを交換して
私でも本当に大丈夫な人と会いたかった

その当時は今みたいに
写真の加工アプリなんてあまり無かったし
せいぜい全体の色を変えたり
フレームを付けられる位だったと思う

何人かと数回やり取りをして
気になったのがその元カレだった

写メを交換した時
外見があまりにも私のタイプで
凄く会いたい
そう思ったが
元カレは私より8歳も年下で
住んでいる所も離れていたし
こんな私を相手にしてくれる訳ない
何よりそう思った

私が33歳で元カレが25歳だった

しかしこの時もなぜかやり取りは続き
会う約束までした

2時間位離れている私の地元まで
元カレが来てくれると言うのだ

嬉しかったが
待ち合わせ時間はなぜか夜
しかも2時間の距離
それすら本当なのか分からない
そして8歳も年下で
いかにも遊んでそうな人だった

その時だけ一回限りの関係かも知れない
そう思ったが
それでも会ってみたいと思った

当日の待ち合わせは21時
家の近くのコンビニまで歩いて行った

年甲斐も恥もなく
ミニスカートとブーツで(笑)
ただ少しでも若作りしたかっただけなのだが
何だか私の方がそう言う目的みたい
そう思われても仕方ないと思った

少し早めに待ち合わせ場所に着いたのだが
少し遅れる
そう連絡が一度きたきり
一時間経っても現れない

最初のうちは
事故に遭ってなければ良いけど
そう心配していたが
何度か連絡しても返信すらなく
待てど暮らせど現れない

あのオバサン本当に来てるよ
遠くから見て逃げ帰ったのか…
ただのイタズラだったのか…
悪い事しか浮かばず虚しくなり家に戻った

ただの冷やかしにウキウキした私がバカだった
そう思い日を跨ごうとする頃
親父とケンカして連絡出来なかった
今向かってる
そう元カレから連絡がきた

今更?と思い
もう来なくていいよ
と伝えたが
もう近くまで来てるから頼むから出てきて
何度も言われ
バカな私は元カレの元に急いだ

イカつい黒の車で現れた元カレは
悔しかったがやはり好みのタイプで
少し浮かれてしまった自分がいた

元カレの方が遅れてきたのにも関わらず
こんな時でも自信のない私は
こんな私でも本当に大丈夫ですか?
初めて会った元カレに無意識にそう言っていた

何言ってるの?
元カレは溢れんばかりの笑顔で答えた

そのまま車に乗りドライブ
この人って堅気の人なの?
と言う不安と
タイプ過ぎて緊張して
何を話したかほぼ覚えてない

昔過ぎて記憶がないと言うのもあるが(笑)

元カレは大工をしていると教えてくれた
背は低いが確かに体格は良かった
そこも正直タイプだった(笑)

車を止めマジマジと私を見て
本当に33歳?
全く見えないんだけど…
それは良い意味なのか??

付き合おうよ
カレはすんなり言ってきた

え?
今日が初対面ですよ?
やっぱり女慣れしてるな…
軽っ!

しかし嫌な気はしなかった
何より私は恋愛依存性で
誰かに側にいて欲しかった

今までの元カレや好きになった?人は
まともな人はいなかったし
利用される事の方が多かった

だから今回もそんな感じなんだろう
それでも良いや
そう思っていた

気付けばもう朝になろうとしていて
あまり眠っていないカレは
イスを倒し眠たそうにしていた

これからどうする?
そう聞かれたが
この時間で行ける所…
どんな風に誘われたか覚えてないが
自然とそこへ向かったと思う

やっぱりそれが本当の目的だよね…

この人も送ってくれた後は
音信不通になるんだろう
そう思っていた

どこからどこまでが嘘で
どれが本当なのか?
謎だらけな人だった

それは今でも変わらない気がする…