菊はいつも、母の事をずーっと見つめていました。

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ただただ、ずーっと見つめてた。

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菊が静かにただただ見つめる相手は

母だけでした。

菊には何かが見えていたのかもしれない。

人間には分からないものを

菊は感じていたのかもしれない。

ただただ見つめていた姿が、今となっては感慨深いです。