最近のブログを見ていると胃全摘でも術後3日目から食事が始まったりしています。

びっくりです‼️

私は術後10日以上絶食でした。

主治医が慎重派だったというのもあるとは思いますがやはり10年という月日が、医療の進歩が関係してるのではと思いますニコニコ

術後10何日目かの朝、主治医のW先生が、そろそろ食事を始めてみましょうか、と。

記憶では2週間の絶食なのですが何せ10年も前のことで自信が(^^;;

丸々2週間飲まず食わずでも人間って痩せないんだなぁ点滴って凄いなぁと感心やら落胆した記憶があります笑笑

縫合不全と吻合部狭窄の有無を胃造影検査で確認してもらい問題がないとのことで昼から食事開始!

食事、といっても最初はコーンポタージュやりんごジュース、それもカップに2㎝くらい。

看護師さんにこれを噛むように時間かけて食べてね〜。
って…

…身体のためといっても液体を噛むなんて…難しいですよね笑い泣き

日を追うごとに液体の食事から重湯、3分粥と食事内容が昇格していきます。

私は元々食べることが好きで、出された食事は残すなと親にも言われてきました。

病院食も同様と思っていました!←違いましたね。。

お粥になってからはおかずもついてきて、それを時間をかけて残さず食べていました。
最初は詰まらせそうになったり、詰まらせたり!

ゆっくり食べているのに詰まって息ができなくてナースコールを押そうかと思うことが数回ありましたぁ(^^;;

食事後も怠くてシンドイことも。。。
    ↑↑↑
これがダンピングだということは後になって気づきました(^^;; …勉強していたんだけどなぁ…

ある日担当の女性医師👩‍⚕️K先生が、『食事がね、毎回10割になっているんだけど本当??確認者の勘違いかなと思って。』

ぴぃ『本当です。苦しくても時間かかっても、病院が出しているのだから、死ぬ思いをしながらでも全部食べてました!』

K先生『無理なら全部食べなくていいのよー。食べきれないなら残してね。』

ぴぃ『他の人はどうなんですか?』

K先生『完食する人はほとんどいないわね〜♡』

……

病院なら術後の状況に合わせて適正な量の食事を提供すると思っていたので無理して食べてたのにーー

そりゃ個人差もあるでしょうけど、ほとんどの人が食べきれないなら減らしていいのではっ💢

このK先生には退院の時も
『食べすぎは禁物よ。無理しないで残すのよぉ。』
とのお言葉をいただきました笑い泣き
手術後3日目にやっと元の一般病棟へ移ることができました。

人によってはもう少し早く戻れるようですが、手術翌日の午後…

看護師さん『そろそろ起きて歩いてみようかっ♪』
ぴぃ『えっ?昨日胃をとったばかりなのに??』
看護師さん『そ!そ!早く歩いた方が癒着がないし回復早いのよぉ〜』
ぴぃ『はぁ…』

無理矢理…絶対無理!

…と思いながらも看護師さんに促されベッドを少しずつ起こしてみました。

絶対無理!もう気持ち悪い…

ぴぃ『無理!無理!気持ち悪いです…』
声に出して言ったにもかかわらず
看護師さん『もう少し頑張ってみよ!見てるから!支えるから!』
ぴぃ『……』

ベッドから足をおろし、ゆっくりと立ってみた途端、さーっと血の気が引くのがわかりましたガーン
次の瞬間、意識消失…
気がついた時にはベッドに横になってました(^^;;

看護師さん『ちょっと早かったかなぁ。少しずつベッドの角度をあげるところから始めようね。』

普通そうでしょっ💢

これをきっかけに痛みも増してしまい←気のせいだとは思いますが…もう散々でした

一般病棟へ戻ってからも痛みとの闘いは続き…

硬膜外麻酔のチューブを抜くと言われた時は後の痛みが怖くて怖くて難色を示してみましたが、いつまでもそのままにしておくのもよくない、痛くなってもロピオンもあると言われ、泣く泣くお別れしました⬇️

10年前、2008年にスキルス胃がんになり
最初は訳もわからず無我夢中で必死の
でもあっという間の10年でした。

スキルス胃がんからもう少しで9年という昨年4月に今度は乳がんが発覚。。。
昨年4月から今年10月にかけて3回の手術を受けました。

思うことはいろいろありますが、今、
紅白を見ながら
すき焼きを食べながら
ワイン🍷酎ハイを飲みながら
家族とともに
年を越せることに感謝しかありません。