こんばんは。
私は…
結婚して、一度実家を離れて
又実家に戻って来るとは思っていなかった。
年の暮れに出た旦那の転勤辞令。
奈良から大阪への転勤だった。
当初、大阪の社宅に入る予定だったのだが、
旦那が社宅内の付き合いの煩わしさを嫌って
急きょ、私の実家へ引っ越す事になった。
私としては、
それまで５年間住んでいたアパートでの暮らしが
あまりに楽しかったので、
実家に引っ越した当初は
「何か、離婚して戻って来たみたい…」と
テンションは低かった。
実家には学校を卒業して働くようになってから
引っ越したので、周りに友達もいなかったし、
寂しくて、全てがつまらなかった。
早朝に京都から大阪へ車通勤する旦那の弁当を作った。
引っ越した時は、長男は小４，次男は幼稚園年少だった。
新しい環境に馴染んでいかなければならなかった。
実家に引っ越してから、
原付免許しか持っていなかった私は
一念発起して自動車教習所に通った。
３６歳にして運転免許証を取得。
教習所に通っている間に
３人目を妊娠してるのが分かったが
何故か、流産してしまった。
原因ははっきり分からない。（確か旦那の厄年やった）
免許を取得してから
何度も母を連れて買い物に行った🚙
母が畑をしていたので、
ホームセンターに肥料などを買いに行った。
父を駅や、趣味の囲碁の碁会所に送って行った。
実家に同居していた間、
私は十分、「親孝行」したと思っている。
特に母は、私（娘）が帰って来た事で
随分得をしたと思う。
まず、おさんどんから解放された。
泊りがけの旅行に行くのも
私がいるので、父の食事の支度の心配が無かった。
糖尿病予備軍と指摘された父の食事も
（私に）「気を付けて作ってもらわな困る」と言った母。
父の方が気を遣っていたな。
畑に行って、夜暗くなるまでまで帰って来ない、
なんてことはしょっちゅうあった。
畑以外にも、
グランドゴルフ、歩こう会、編み物、鍼灸院、
月に３回位、「神さん参り」と称して出かける etc
正に、趣味三昧の生活を送っていた。
まあ、私に言わせれば、「道楽」ですけどね…
母は、私と同居している間、道楽三昧の生活を送っていた。
バス停の近くに咲いてた花。