それがすべてではない。…と思う。 | よしちゃんの日々是好日 日記          ☆スキルス性胃がんと共に☆

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“日々是好日” どんな毎日でも毎日は新鮮で最高にいい日❤
一日一日は、かけがえのない大切な一日。
少しずつ、私の日常を伝えていけたらいいな・・・。

最近、抗がん剤治療について
否定的に書いているブログを目にする。

抗がん剤治療を続けている私には、
正直、かなりショッキング。

実際、この1週間
頭から離れなかった苦笑

『見たくないけど、気になる内容』
見たくなければみなけりゃいいのにねー。

でも、無関係ではないから見てしまう。
影響力は絶大です。(笑)

一言でいうと、
『抗がん剤は毒』という内容が多い。

正直、それが事実なのかは私には
わかりません。

そして、わかっていない方が、
幸せかもしれません。

だって、私の1年半は抗がん剤の
力なしでは生きられていたか。
今のような生活を送れていたか。

誰に言い切れるでしょうか。

抗がん剤をしていなくても生きれていたよ
なんて、
保証は誰もできないのではないでしょうか。

私は主治医から『抗がん剤は毒やからね』
と、副作用に苦しんでいるときに
言われました。

抗がん剤の力だけでは
私のガンは治らないということも
体感的にも何となく分かっています。

この1年半で抗がん剤に対する
ネガティブな意見は
一通りはみたような気がします。

でも、その言葉を聞いても。
私は抗がん剤治療の道を
自らの意志で選びました。

そして、その意志を貫いています。

強がりかもしれません。
無治療を選ぶ勇気がなかっただけかも
しれません。

でも、間違いなく言えることは
この道を選んだことを後悔したことは
一度もありません。

確かに抗がん剤治療は辛い。
今週も1週間、副作用に苦しみました。

人にすすめられるか?と尋ねられたら、
『それなりの覚悟はいるね』と答え、
すすめることも、否定することもせず。
自分の体験している事実だけを伝えます。

だって…選ぶ道は
人それぞれでいいのではないのでしょうか。

それでどう思うかはその人次第。

いつもブログに書くのですが。
選ぶ権利は患者本人にあると
私は思います。

私の患っているがんという病気は、
『個人差』が大きい病気なのかな?
って思います。

抗がん剤を選ぶ人もいる。
無治療を選ぶ人もいる。
免疫治療を選ぶ人もいる。
手術をする人もいる。
手術を望まない人もいる。

私にあった治療が、
他の患者さんにあうとは限りません。

私だって、抗がん剤以外にかけてみたい
治療法があれば、いつでも変更します。

何が正解かは人それぞれで。
みる角度や、いる場所、考え方によって
答えなんて簡単に変わってしまう。

病気を患っている人は、
健康な人に比べて痛かったり、
自分の思うようにならなかったり。
何らかの不自由はあると思うんです。

それは抗がん剤治療を選ばなくたって
あり得ることだと私は思います。

抗がん剤に否定的な意見も、
ひとつの貴重な意見。

でもそれが全てだと私は思いません。

自分が抗がん剤を続ける限り。
抗がん剤治療で自分に起きることを
発信していくことで、
今から抗がん剤治療を選ぶ人や、
迷いがある人に
『こういうことも起こるんだな』
『こういう向き合い方もあるんだな』
っていう参考になればいいなぁと思います。

どんな治療を選んでいても。
一生懸命治療している人は、
ただ『生きたい』
その一心だと思います。

だから選ぶ道は人それぞれでいい。
私はそう思います。



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