「君といた日」

初めて君に出会ったときは
特別な思いはなかった
でも君の優しさに触れる度に
好きだと気がついた

僕と君が二人並んで歩けば
恋人には見えるんだろうけど
まだ手さえも握っていない
交わす言葉も　どこかよそよそしくて…



初めて『好き』だと言った日
初めて君とキスをした日
小さな幸せを　幸せと呼んだ日
君に出会えて良かった

これからどうなるのか　先の見えない未来
夢と現実が交差する未来
二人一緒にいれたら良かった
今　別々の道を歩き出そうとしている



君は大切な人で　大好きな人で
でもそれだけでは　越えられない壁がある
それを越えるには　若すぎる二人

『じゃあね』って言葉が
最後の言葉にならないように
終電ギリギリまで一緒にいたね
今日と明日がこんなにも違うなんて
明日にわかるんだね
もう君に会えないってこと

『元気でね』と言った言葉が
最後の言葉にならないように

『またね』

また会える未来を作りたい

恋人には戻れないけど
笑って会えたら良いね

「ひとりごと」

そんな顔してたら幸せになんてなれない
鏡で自分を覗いてみた
疲れたなんて弱音を吐くこともある
疲れたからと休める日もなく
決められたスケジュールをこなしていく
慣れてきた仕事の作業
手際良くやること　覚え始める
周りからも期待されて
頑張れの一言が　重りになる
嫌な事の一つや二つは当たり前と
開き直るしかない
生きていくことの大変さが身に染みた
人生の経験値を積み重ねてはいくけど
大切なもの忘れてしまう気がする
きっと少しの忍耐と自分の意思を持っていれば
生きていくことは誰にもできる
生きる喜びを噛み締めながら生きてる人
どれくらいいるんだろ？
分かち合う喜びを知らないままに
自分の欲を満たす人はいる
今の世の中は　幸せは連鎖せずに
悲しみは連鎖していく…

僕らは誰かの攻撃を受けて　傷ついていく
自分を守ろうとしても傷ついてからじゃ遅い
攻撃を避ける術を身につけないといけない
臆病にならないといけないってことかな？
全ての人が　人への思いやりを持てば
誰も傷つかないのに
自分を見失いそうになったとき
どうすればいい？
人生では幾度とない困難が待ってる
でもその困難に臆病になりたくない

今　自分がここにいる
ここまで来れたんだ
きっとこれからも生きていける

あの頃は良かったなと、思うときもあるけど今日のために過去があったなら
今日のある未来は素晴らしい

自分に自信がなくなっても
自分を見失いそうになっても
自分の名前を呼んでくれる家族や友達
温かい人達の支えで
また自分らしく生きていける
今は自分のことだけで精一杯でも
いつか誰かを愛せるように
守れるように　そんな人になりたい
自分よりも　誰かのために
そんな人になりたい

「いつもありがとう」

なんでそんなに優しいの？
傷んだ心に染みて　やがて僕を笑顔にする
君がそう微笑むだけで
不安とも戦えるよ
勝ち負けのない　終わりのない戦いも
君がいるから　僕は頑張れる

どうしようもなく辛いときは
弱音を吐いてしまうから
君に心配かけてばかりだね
ずっとそばで聞いてくれたね
心から言うよ　「ありがとう」


何も言わないで隣にいる君
ただ見守ってるような眼差しで
僕の仕草を見ただけで
何かわかったような顔で
世界中が敵になっても　君が隣にいるなら
心強くて　胸張って生きていける

君からもらった色んなもの
その全てがとても温かくて
僕が君にしてあげられる事は何だろ？
これからの未来に見つかると良いな
心から言うよ　「ありがとう」

君と一緒にいたことで　大切なものが
一つ二つと増えていく
いつの間にかあって
気がつけばそこにあって
心から思うよ　幸せだって

心から言うよ　「ありがとう」