2008年3月7日(生後9日目)



退院して、初めての朝。

主人が朝食を作ってくれた。


二人で食べる朝食は、久しぶりだね(‐^▽^‐)


主人は自分でお弁当も作って、仕事へ行った。




一人になると、家の中の色んなところが目に付く。


無理しない程度に…と思いながら、

洗濯物をたたんだり、洗濯機をまわしたり。


体が思うように動かないから、

すぐに疲れる自分に苛立ってしまう。




主人が帰宅し、

一緒に娘の所へ行った。


NICUでの担当看護師さんが作ってくれた、交換ノートを受け取った。


そこには出生時の足型が貼り付けてあったり、

色鉛筆やシールで、可愛くデコレーションしてあったり…。


まるで保育園の先生が作ってくれたような、可愛い内容だった。


また、ノートの中の看護師さんからのメッセージを見て、

思わず涙ぐんでしまった。




今日は、体重がやっと900グラム台に戻ったという。


母乳は昨日と変わらず8cc。


母乳の時間になると、自分のお尻を持ち上げて

バタバタと動くようになったらしい。


娘なりの「お腹すいた」アピールなのかしら。




少しだけ開いた目が、瞬きをする。


その目は、とても澄んでいた。




先日、私の母が病院に来て

娘を見た時に言っていた言葉を思い出した・・・


「こんなに小さくて頑張っているのに、

外の世界へ出たら、また世間の荒波に

もまれていかなきゃならないなんて…」


と。



母の言葉には、母なりの思いが詰まっていたのだろう。


でも

私には、そうは思えない。


一つの尊い命が頑張っている姿を見て、

ただ純粋に

「ありがとう」

と思うだけ。


生きてこの世に出てきてくれて、ありがとう

と思うだけ。




外で夕食を済まして、帰宅した。


夜の搾乳を済ませてから就寝。


なんとなく風邪っぽい。






未熟児サイト保護会