2008年3月6日(生後8日目)
朝、起床後の搾乳。
こうした病院での搾乳も今日で最後なんだと思ったら、ちょっと淋しくなった。
朝食が済んだら、退院後の申請書類を窓口に提出しにいったり、荷物をまとめたり。
昼食前にもう一度搾乳。
忙しく午前中は過ぎていった。
昼食後、午前中に偶然会った友達のご両親が、お祝いを持ってきてくれた。
「近所のおばちゃんにもらったと思って!お返しはいらないから!」
と、ありがたい一言。
娘がこの世に誕生してくれた事実は、おめでたい事で喜ばしい事なんだって、改めて実感させてくれた。
本当にありがとうございました。
14時過ぎた頃、主人が仕事を抜けて来てくれた。
一緒に娘の元へ。
NICUに入ると、某SNSで知り合いになったお母さんがいらっしゃった。
本当に偶然なのだが、名前も一緒。子供の入院先も一緒。
チーチャンが巡り会わせてくれた出会いに、感謝した。
笑顔がとても素敵な方で、出会えてよかったと思った。
今日は、あまり体重は増えていないものの、相変わらず元気でいるみたい。
母乳も8CCに増えたらしい。
今日は、わずかだが目を開けていた。
私達のことは見えていないんだろうけど、目をあけて、まばたきをする仕草だけでも、本当に可愛くて…。
主人は、写真を嬉しそうに撮っていた。
NICUの看護師さんより、退院後の説明等をうけ、帰宅した。
また明日来るからね。
帰宅した久しぶりの我が家は、なんか不思議な感じ。
自分の家なのに、まるで他人の家にお邪魔しているような…。
主人はそのまま仕事へ戻っていった。
家で搾乳するために、急いでビンを消毒したり、荷物を片付けたり。
無理しちゃ駄目だとわかっていても、色々と家事をやり…。
ゆっくり眠ろうと思っていても、すぐに搾乳の時間になってしまった。
主人の帰宅後、二人で買い物に行き、冷凍母乳を届ける為の保冷ケースを購入。
少し店内を歩いただけで傷は痛むし、体は疲れるし。
看護師さんから
「最低1ヶ月は、安静にしていて下さいね」
と言われた意味が、わかった気がした。
食事をとり、帰宅して、また搾乳。
頭痛もしてきて、傷もかなり痛み出した為、病院から処方された痛み止めを飲んで、就寝。
夜中に起きて搾乳する予定が、起き上がる気力もなく、そのまま眠ってしまった。
明日の体調が悪ければ、娘に会えない。
いくら近い距離でも、風邪気味なら会えないし…。
自分の為にも、子供に会う為にも、今後の体調管理は大切なんだよね。
