2008年3月4日(生後6日目)
昨夜、同室になった人達3人のいびきで(笑)、なかなか眠れず、辛い朝だった。
午前中、お腹にとめてあるホッチキスのような針を、先生が抜きにきた。
処置は少し痛かったけれど、これで、引っ張られる感じがなくなり、少し楽になった。
だが搾乳の時間とかぶり、更にシーツ交換もあり…
バタバタした午前中だった。
昼食後の、14時までが、すごく長い。
入院中なのに、好きな時間に会いに行けないのが、辛いなぁ…
(;_;)
面会時間になり、すぐにNICUへ行った。
いつものように、ぐっすり眠っているチーチャン。
だいぶむくみが無くなったのか、なんだか顔がスッキリして見えた。
昨日から徐々に母乳を増やしていて、今は4㏄。
体重も昨日より8グラム増えたみたい。
小さな娘にとって、大切な8グラム。
わずかだが、前進してくれているのが、すごく嬉しい。
頑張ってるんだね。
ありがとう。
(´ー`)
病室に戻って、すぐに搾乳。
出る量が少し減ってしまったみたい…
寝不足が原因?(笑)
その後、急にY子さんが訪ねてきてくれた。
今の病院に転院する前の入院で同室だった為、
私の赤ちゃんが、すごく小さい時期を知っているからこそ、
「赤ちゃん、よかったね。頑張ったね。」
と、言ってくれたのが、嬉しかった。
夕食後すぐに搾乳をして、主人を待った。
19時過ぎ頃に来てくれたので、二人でNICUへ。
チーチャンは、夕方の母乳を5㏄に増やしたという。
嬉しい。本当に嬉しい。
主人も良かったねぇと、喜んでいた。
頑張って搾るからチーチャンも頑張って。
小さな手で、私の指・主人の指を握るチーチャン。
しかしその手には、細い点滴のチューブ。
頑張って生きていてくれる姿が、本当に愛おしくて、涙が出そうだった。
小さな身体だけど、私達夫婦にとっては、ものすごく大きな存在。
命の重み、家族の絆。
赤ちゃんの誕生って、こんなにも人の心を揺さ振る出来事なんだ。
生きていてくれて、ありがとう。
明日は、私の最後の診察。
何もなければ、3月6日に、長い入院生活が終了する。
