2008年3月2日(生後4日目)
今朝も起きたらすぐに搾乳。
だいたい4時間ごとに、10㏄~15㏄ずつ搾っていくペースになった。
やはり朝食後は、疲れが出て眠くなる。
うとうと眠っていると、11時の搾乳になったので
看護師さんが起こしてくれた。
あっという間に昼食。
だんだん毎日のペースにも慣れてきたが、
ほとんど動かなかった入院生活で、
とことん体力が落ちたのを実感する。
まだ傷も痛く、歩くのにも必死だから、
余計に体力を使うのも疲れる原因なのかもしれないけれど。
食後、ゆっくりしている間もなく
主人と主人のお母さん・妹さんが来た。
わざわざ遠くから来て下さったのに、
すぐに孫を抱かせてあげられないのは、ちょっと悲しかった。
お祝やお土産など、色々と持ってきてくれた。
その中のひとつが、写真の、犬の張り子。
出産した赤ちゃんの健康・幸福を願い、縁起物として贈るのだという。
また、犬の上に竹ざるを乗せるのは
《犬》の文字の頭に《竹》を付けて、《笑》という字に見立てたものだという。
「チーチャンと三人で、笑顔で暮らせるように」
と、お母さん。
NICUの面会時間になったので、娘に会いに行った。
お母さん・妹さんは、待合室のテレビ画面越しにしか見れなかったが、
会えて良かったと言ってくれた。
10時と13時に、1㏄ずつ、母乳を飲んでくれたみたい。
しかし、生まれたら普通は塞がるはずの心臓の太い血管が、また開いてきてしまったらしい。
閉じる為の薬を使うと、腸の動きを止めなければならない為、
せっかく吸収できている母乳も、ストップしなければならない。
なんとか、閉じてくれたらいいのだが…
お母さん達や主人が帰り、夕食後、搾乳をしたら、もう一度NICUに行った。
保育器のそばで「生きていてくれて良かった」と
看護師さんに改めて話したら、思わず涙ぐんでしまった。
16時にも19時にも、また1㏄ずつ飲んでくれたそうだ。
わずかだが、大きな変化。
チーチャンありがとう。
明日の検査で穴が塞がっていることを祈りながら、NICUを出た。
…21時くらいからblogを打っていたが、気付いたら眠ってしまっていた。
23:45 さっき目覚めたので、搾乳したら寝よう。
チーチャンおやすみ。
