20080301180326.jpg


2008年3月1日(生後3日目)


朝7時から、搾乳。
左右5㏄ずつくらい、取れた。
合計10㏄。

最初は茶色い感じだったのが、今日は黄色に近付いて、
「これなら赤ちゃんにあげられそうですね」
と、看護師さんに言われた。

というのも、昨日、新生児科の先生が
「お腹の様子が良ければ、明日から少しずつ管を通して

母乳を飲ませてみましょう」
と言っていたからだ。


茶色い母乳は血液が混じっている為、

飲ませるのには向いていないみたい。

大人でも血の味がしたら「オエッ」てなるでしょ?
と、先生。

…確かに。( -_-)



朝食は、全粥。

搾乳するようになってから、体がすごく疲れる気がする。

朝食後は、少し眠ってしまった。



執刀してくれた先生が回診に来て、

術後のお腹に貼り付けてあるガーゼを取った。

傷を引っ張られたり、押されたりして、すごく痛かった。
(;_;)

傷は回復しているようで、やっとシャワー許可が出た。



11時から、また搾乳。

今回も左右5㏄ずつ。
合計10㏄。

終わってすぐにシャワー室へ。



お腹の傷はホッチキスのようなものでとめられていて、生々しかった。

少しへこんだお腹とその傷を見て、

改めて「手術で出産したんだなぁ」と実感した。



昼食からは、もう普通のご飯。

食後、出産に際しての書類などを整理していたら、あっという間に14時。

NICUに行ける時間になった。

歩いてちぃちゃんの元へ向かった。

今日もまだうつぶせの姿。

NICUの看護師さんが
「今日、1㏄ですが、飲んでくれましたよ!

頑張ったので、ほめてあげて下さいね。

次は16時に飲ませる予定です。」
と、声をかけてくれた。


相変わらず点滴やチューブだらけの小さな体なのに、

少しずつ、成長してくれている。

そう思ったら、涙がこぼれそうだった。



小さな体を撫でながら
「チーチャン、頑張ったね。偉いね。」
と、声をかけた。

すると小さな手が開いたので、すかさず私の指を、間に差し込んだ。

小さくてもしっかり握ってくれた。

その手はとても温かく、力強かった。



部屋に戻り、15時に搾乳。

右5㏄、左6㏄。
合計11㏄。

これを16時に飲んでくれたらいいけど。
(´ー`)



夕食は、お祝い膳。
「おめでとうございます」の文字が嬉しかった。



夜は主人が来た。

NICUに行く前に19時の搾乳。
左右合わせて10㏄強。



一緒にNICUに行き、看護師さんに様子を聞いた。

どうやら、夕方の母乳は飲ませられなかったみたい。

ゆっくりでいいよ。
たくさん搾っておくからね。

母乳を染み込ませた綿棒を渡されたので、

チーチャンの口に含ませた。

小さな口が、もぐもぐ動いた。
すごく可愛かった。

一時間程いたが
「あまり疲れさせちゃいけないから」
と主人が言ったので、今日はバイバイ。

明日、また来るからね。



夜は23時に搾乳してから寝ないとね。







未熟児サイト保護会